看護師 過去問
第106回(2017年2月)
問44 (午前 問44)
問題文
前腕部からの動脈性の外出血に対する用手間接圧迫法で血流を遮断するのはどれか。
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問題
看護師試験 第106回(2017年2月) 問44(午前 問44) (訂正依頼・報告はこちら)
前腕部からの動脈性の外出血に対する用手間接圧迫法で血流を遮断するのはどれか。
- 鎖骨下動脈
- 腋窩動脈
- 上腕動脈
- 橈骨動脈
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この過去問の解説 (4件)
01
用手間接圧迫法とは、出血部位から一番近い中枢側の動脈を圧迫し止血する方法です。
前腕部から一番近い動脈は上腕動脈となりますので、正解は3.となります。
✕1.→
✕2.→
鎖骨下動脈と腋窩動脈はそれぞれ前腕部よりも中枢側の動脈ですが、一番近位の動脈ではないため不正解となります。
✕4.→橈骨動脈は前腕部よりも末梢側の動脈のため、止血効果は得られず不正解となります。
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02
用手間接圧迫止血法
止血が困難な四肢の出血がある時、出血部位に近い中枢側の動脈を圧迫して、出血部位への血流を遮断して止血する方法です。
出血部位の動脈を探り、中枢側の動脈を内側(骨)に向かって圧迫します。
止血部位としては、腋窩動脈、上腕動脈、橈骨動脈、尺骨動脈、大腿動脈、膝下動脈があります。
長時間の圧迫は、圧迫した部位より末梢の血流を遮断しているため、末梢組織のうっ血・組織壊死・神経麻痺などを引き起こす可能性があるため注意が必要です。
前腕部からの出血の場合は、前腕より中枢側の上腕動脈を圧迫します。
1.鎖骨下動脈は、用手間接圧迫法で適応の四肢の止血に圧迫する部位ではありません。止血法としては不適切な部位です。
2.腋窩動脈は、脇より下部の部位の上腕部からの出血の場合に行います。
4.橈骨動脈は、手首より末梢の部位の出血の場合に行います。
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03
用手間接圧迫法とは、傷口の直接圧迫に併せ、傷口から心臓に近い動脈を
骨に向かって指で押さえることで、血液の流れを止める方法です。
手首より先の出血には橈骨動脈と尺骨動脈、肘より手指側の出血には上腕動脈、
腋より手指側の出血には腋窩動脈を押さえることが推奨されています。
よって、前腕部からの出血には上腕動脈の血流を遮断するのが正解です。
1.の鎖骨下動脈は、胸郭の上部を横方向に走行する動脈なので、
間接圧迫法とは直接関係しません。
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04
用手圧迫法とは、出血部位からみて最も中枢(心臓)に近く、動脈が体表に近い圧迫しやすい場所を手で圧迫し、血流を少なくすることにより、傷口からの出血を少なくしようとする手法です。
関節圧迫止血法とも呼ばれます。
圧迫箇所は腋窩・上腕・橈骨・大腿の4箇所あり、出血部位により適切な場所を選択する必要があります。
1:×
鎖骨下動脈は関節圧迫止血法の圧迫部位には選択されておらず、圧迫してもこの設問の場合、意味は成しません。
2:×
腋窩動脈は上腕部からの出血の際に用いる止血部位であり、前腕部からの出血部と考えると、圧迫部位としては遠いです。
3:○
上腕動脈は肘関節と腋窩のほぼ中央、上腕二頭筋と上腕骨の間あたりを押さえると圧迫できます。前腕部からの出血の場合はこの部位を圧迫します。
ピンポイントでなくとも、布を棒を使い全体的に圧迫する方法もあります。
4:×
橈骨動脈は前腕からの出血の場合は傷口よりも末端に当たります。
その部位は手指からの出血の際に圧迫します。
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