看護師 過去問
第111回(2022年2月)
問181 (午後 問61)
問題文
正常な成長・発達をしている子どもの情緒の分化で、生後6か月ころからみられるのはどれか。
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問題
看護師試験 第111回(2022年2月) 問181(午後 問61) (訂正依頼・報告はこちら)
正常な成長・発達をしている子どもの情緒の分化で、生後6か月ころからみられるのはどれか。
- 恐れ
- 嫉妬
- 喜び
- 恥ずかしさ
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この過去問の解説 (3件)
01
今回は「正常な成長・発達をしている子どもの情緒の分化」に関する問題です。
それぞれの選択肢について確認していきます。
「恐れ」は生後6か月頃からみられる情緒です。
また生後6か月頃には不快から怒りや嫌悪、恐れといった基本的な情緒が分化します。
「嫉妬」は1歳半頃からみられる情緒です。
また嫉妬は不快から分化した情緒になります。
「喜び」は2歳頃に快から分化して生まれる情緒です。
「恥ずかしさ」は2歳頃に恐れから分化した情緒です。
また恐れからは恥ずかしさ以外にも不安という情緒が分化します。
今回は「正常な成長・発達をしている子どもの情緒の分化」に関する問題でした。
子どもの情緒の分化についてはブリッジズの分化図式、ルイスの発達理論から問われることがあります。合わせてチェックしておくことをオススメします。
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02
子どもの情緒の発達は、新生児期は興奮のみですが、次第に「快」と「不快」に分化し、さらに分化していきます。
○:正しい
生後6か月頃に、「不快」から怒り・嫌悪・恐れが分化します。
×:誤り
1歳6か月頃に、「不快」からさらに嫉妬が分化します。
×:誤り
2歳頃に、「快」からさらに喜びが分化します。
×:誤り
5歳頃に、恐れから恥ずかしさや不安が分化します。
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03
正解は1です。
ブリッジズの分化図式という理論によると、誕生直後は興奮の有無、生後3か月後には快・不快、生後6か月後には怒り・嫌悪・恐れが分化し、1歳頃には愛情・得意が分化され、5歳ほどで大人と同様の感情が成立するとされています。
ルイスの発達理論では、誕生直後に満足(快)・苦痛(不快)・興味(関心)の3つの感情を持つとされ、生後3か月後には満足から喜び、驚き、悲しみ・嫌悪が分化し、生後6か月までには怒り・恐れが派生して基本的な感情が出そろうとされています。1歳半から2歳頃には照れ・嫉妬・共感が感じられるようになります。2~3歳頃に誇り・恥・罪悪感が生じます。
各選択肢については以下の通りです。
1:恐れ→どちらの理論も生後6か月後にみられます。
2:嫉妬→ルイスの発達理論では1歳半から2歳頃とされています。
3:喜び→ルイスの発達理論では生後3か月後とされています。
4:恥ずかしさ→ルイスの発達理論で2~3歳頃とされています。
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