看護師 過去問
第113回(2024年2月)
問14 (午前 問14)
問題文
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問題
看護師試験 第113回(2024年2月) 問14(午前 問14) (訂正依頼・報告はこちら)
- 縮瞳がある。
- 脳波で徐波がみられる。
- 自発呼吸は停止している。
- 痛み刺激で逃避反応がある。
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この過去問の解説 (3件)
01
脳死とは、脳幹を含む、脳全体の機能が失われた状態です。
脳幹は、呼吸・循環機能の調節、意識の疎通など、
生命維持装置に必要不可欠な機能を司っています。
一方で、植物状態は、脳幹の機能が残り
自発呼吸ができることが多く、
脳死と植物状態は、異なる状態です。
脳死判定基準の把握がポイントとなります。
又、脳死について、生命倫理の視点も捉えていく必要があります。
×:
瞳孔は散大している状態になります。
×:
平坦な脳波である状態になります。
〇:
無呼吸テストを行い自発呼吸停止を確認します。
×:
深い昏睡の有無として疼痛刺激に反応しない状態になります。
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02
この問題は、脳死という非常にデリケートかつ重要な医学的な概念が問われています。
脳死は、単に意識がない状態ではなく、脳全体の機能が完全に失われた状態を指します。
各選択肢を丁寧に見ていきましょう。
縮瞳は、瞳孔が小さくなる状態です。
これは、様々な原因で起こりうる現象であり、必ずしも脳死を意味するわけではありません。
例えば、強い光を浴びたり、特定の薬物を服用したりした場合にも縮瞳が見られることがあります。
徐波は、脳波の波形の一種で、リラックス状態や深い睡眠時に見られます。
しかし、脳死状態では、脳の電気活動が完全に停止するため、脳波は平坦になります。
つまり、徐波が見られるということは、脳が完全に機能を停止していないことを示唆します
これが正解です。
脳死状態では、脳が呼吸をコントロールできなくなるため、自発呼吸は停止します。
人工呼吸器によって呼吸を維持している状態となります。
痛み刺激に対する逃避反応は、脳が痛みを感じ、それに反応していることを示します。
脳死状態では、脳は痛みを感じることができないため、このような反応はみられません。
脳死とは、脳のすべての機能が不可逆的に停止した状態であり、自発呼吸の停止は、その特徴の一つです。
他の選択肢は、脳死とは異なる状態や、脳死の一部の特徴を表しているに過ぎません。
脳死は医学的に極めて重要な概念であり、臓器移植など、生命倫理に関わる問題とも深く結びついています。
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03
この問題を解くポイントは、脳死の定義とその診断基準を理解することです。
脳死判定の基準は、深い昏睡状態・瞳孔が固定し一定以上開いている・自発呼吸の停止・脳幹反射の消失・脳波の平坦化です。
脳死状態では、瞳孔反射が消失し、瞳孔は散瞳します。よって、こちらの選択肢は誤りです。
脳死状態では、脳波が完全に平坦化(活動が消失)します。よって、こちらの選択肢は誤りです。
徐波とは、一部の脳活動が残っている状態を指します。
自発呼吸の停止は、脳幹の呼吸中枢が機能停止していると考えるため、脳死判定の基準を満たします。よってこの選択肢が正解です。
脳死状態では、痛み刺激に反応する機能も消失しますので、こちらの選択肢は誤りです。
脳死は、脳幹を含む脳全体の機能が失われた状態のことです。
臓器移植を前提に病気や事故などの外傷に対する治療中に臨床所見や検査所見から脳死が疑われる患者に対し行われます。こちらの内容も一緒に覚えておくと良いでしょう。
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