看護師 過去問
第115回(2026年2月)
問168 (成人看護学 問22)

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問題

看護師試験 第115回(2026年2月) 問168(成人看護学 問22) (訂正依頼・報告はこちら)

不安定狭心症(unstable angina)の成人患者に対する退院指導で、胸痛発作時に用いる硝酸薬の説明で正しいのはどれか。
  • 「冷蔵庫で保存してください」
  • 「使用して15分程度で効果が出ます」
  • 「痛みが強いときはかみ砕いてください」
  • 「使用後は急に立ち上がらないでください」

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この過去問の解説 (1件)

01

硝酸薬は狭心症や心不全の治療に用いる薬剤で、冠動脈などの血管を拡張させ心負荷を軽減する目的があります。
この設問では、胸痛発作時に用いる硝酸薬について問われています。特徴や注意点について見ていきましょう。
 

選択肢1. 「冷蔵庫で保存してください」

×
硝酸薬は直射日光や高温、湿気を避けて保存します。
冷蔵庫での保存は必要ありません。

選択肢2. 「使用して15分程度で効果が出ます」

×
胸痛発作時に用いる硝酸薬は、即効性があり数分で効果が出現します。
医師に指示された回数を使用しても発作が持続する場合は、速やかに病院へ連絡する必要があります。

選択肢3. 「痛みが強いときはかみ砕いてください」

×
胸痛発作時に用いる硝酸薬には、舌下錠や舌下スプレーがあります。
舌下錠は、舌の下で溶かし、口腔粘膜から血管に吸収されるため、効果が速く出現します。
かみ砕いたり飲み込むと効果が得られないため、適切ではありません。

選択肢4. 「使用後は急に立ち上がらないでください」

〇
硝酸薬は血管拡張作用があるため、頭痛やふらつき、血圧低下などの副作用があります。
服用後に急に立ち上がると、起立性低血圧が起こり立ちくらみやめまい、転倒、失神の危険があるため、必ず座った状態で服用します。

まとめ

胸痛発作時に用いる硝酸薬の作用や副作用、使用方法について理解しましょう。
狭心症の病態についても併せて覚えるとより理解が深まります。

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