看護師 過去問
第113回(2024年2月)
問75 (午前 問75)

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問題

看護師試験 第113回(2024年2月) 問75(午前 問75) (訂正依頼・報告はこちら)

声帯の運動や緊張度を調節する神経を分枝するのはどれか。
  • 三叉神経
  • 顔面神経
  • 舌咽神経
  • 迷走神経
  • 舌下神経

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この過去問の解説 (3件)

01

正しい選択肢は、迷走神経です。

声帯の運動や緊張度を調節する神経は、迷走神経から枝分かれする喉頭神経です。声を出すためには、声帯を開いたり閉じたり、ピンと張ったりする必要があります。この働きに関わるのが、迷走神経から分かれる神経です。

選択肢1. 三叉神経

適切ではありません。

三叉神経は、主に顔の感覚や、ものをかむ筋肉の動きに関わる神経です。

顔の痛み、触れた感覚、歯の感覚などを脳に伝えたり、かむ動きを助けたりします。

声帯の運動や緊張度を調節する神経を分枝するものではありません。

選択肢2. 顔面神経

適切ではありません。

顔面神経は、主に顔の表情をつくる筋肉を動かす神経です。

笑う、目を閉じる、口を動かすなどの表情の動きに関わります。また、舌の前の方の味覚にも関係します。

声帯の動きや張りを調節する神経ではありません。

選択肢3. 舌咽神経

適切ではありません。

舌咽神経は、のどの感覚や舌の後ろの方の味覚、飲み込む働きの一部に関わります。

名前に「咽」が入っているため、のどに関係する神経ではありますが、声帯の運動や緊張度を主に調節する神経ではありません。

選択肢4. 迷走神経

適切です。

迷走神経は、のど、胸、お腹の臓器など、広い範囲に枝を出す神経です。

声帯の動きや張りに関わる神経は、迷走神経から分かれる喉頭神経です。

特に、反回神経は声帯を動かす多くの筋肉に関わります。また、上喉頭神経の枝は、声帯をピンと張る筋肉に関わります。

そのため、声帯の運動や緊張度を調節する神経を分枝するのは、迷走神経です。

選択肢5. 舌下神経

適切ではありません。

舌下神経は、舌を動かす筋肉に関わる神経です。

舌を前に出す、左右に動かす、食べ物を口の中で動かすといった働きに関係します。

声帯の運動や緊張度を調節する神経ではありません。

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02

声帯の運動や緊張度を調節する神経を分枝するのは、迷走神経です。

迷走神経は、咽頭・喉頭の運動や、喉頭の感覚、胸腹部の臓器の内臓感覚、胸腹部臓器の運動・分泌調節などを司ります。

選択肢1. 三叉神経

不正解です。

三叉神経は

・顔面の感覚

・舌の前3分の2の温痛覚、触覚

・咀嚼運動

・口腔・鼻腔・副鼻腔・歯・硬膜の感覚

を司ります。

選択肢2. 顔面神経

不正解です。

顔面神経は

・表情筋の運動

・アブミ骨筋反射

・舌の前3分の2の味覚

・外耳道・鼓膜などの温痛覚

・涙・鼻汁・唾液の分泌

などの機能をもちます。

選択肢3. 舌咽神経

不正解です。

舌咽神経は、

・咽頭の挙上運動

・舌の後3分の1の味覚

・舌の後3分の1・咽頭・耳の温痛覚、触覚

・咽頭・頸部の内臓感覚

・唾液の分泌

を司ります。

選択肢4. 迷走神経

正解です。

迷走神経の中でも、反回神経が声帯の動きなどを司ります。

したがって、反回神経麻痺になると嗄声、誤嚥、呼吸困難などが生じます。

選択肢5. 舌下神経

不正解です。

舌下神経は、舌の筋肉を支配し舌の運動を司ります。

声帯に関与する神経ではありません。

まとめ

迷走神経は、頸部から胸腹部の広い範囲に分布し、働きも多岐に渡ります。

分布する組織ごとに区別して迷走神経の働きを覚えましょう。

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03

正解は「迷走神経」です。

声帯の運動や緊張を調節するのは迷走神経の分枝である反回神経です。

反回神経は、声帯筋肉の動きを制御し、発声や気道の開閉に関与しています。

これにより、声帯の開閉や緊張度を調整し、音声生成を可能にします。

 

選択肢1. 三叉神経

三叉神経は顔面の感覚を司り、咀嚼筋の運動を制御しています。

しかし、声帯の運動には関与していません。

 

選択肢2. 顔面神経

顔面神経は表情筋の運動を司りますが、声帯の運動や緊張度の調節には関与しません。

 

選択肢3. 舌咽神経

舌咽神経は咽頭部と舌の後部の感覚を担当していますが、声帯の動きには直接関与していません。

 

選択肢4. 迷走神経

迷走神経の分枝である反回神経が声帯を制御しています。

これにより、声帯の運動や緊張度を調節し、発声や呼吸に重要な役割を果たします。

 

選択肢5. 舌下神経

舌下神経は舌の運動を司る神経です。声帯の調節には関わらず、主に食べ物を飲み込む動作や発音に関与しています。

 

まとめ

声帯の運動と緊張を調整するのは、迷走神経の分枝である反回神経です。

他の神経(三叉神経、顔面神経、舌咽神経、舌下神経)は、感覚や筋肉の動きに関与していますが、声帯の直接的な制御には関与していません。

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