看護師 過去問
第113回
問219 (午後 問99)
問題文
次の文を読み、問いに答えよ。
Aさん(71歳、女性)は夫と10年前に死別し、1人で暮らしている。息子は結婚して他県に住んでいる。Aさんは、3か月前に脳梗塞(cerebral infarction)を発症して要介護1となり、介護老人保健施設に入所した。
Aさんは老人性白内障(senile cataract)があるがADLに支障はなく、認知機能やコミュニケーションに問題はない。食事は自力で摂取できる。紅茶が好きで、毎日カップ2、3杯は飲んでいる。我慢できない強い尿意があり尿が漏れてしまうため、下着に尿取りパッドを付けている。トイレには自力で移動でき、下着やズボンの上げ下ろしは自立している。排便は2日に1回である。
5日後、Aさんは解熱し、少しずつ食欲が出てきた。下腹部痛は消失し、尿失禁の回数も少なくなった。
症状の再燃を防止するためのAさんへの対応で適切なのはどれか。
Aさん(71歳、女性)は夫と10年前に死別し、1人で暮らしている。息子は結婚して他県に住んでいる。Aさんは、3か月前に脳梗塞(cerebral infarction)を発症して要介護1となり、介護老人保健施設に入所した。
Aさんは老人性白内障(senile cataract)があるがADLに支障はなく、認知機能やコミュニケーションに問題はない。食事は自力で摂取できる。紅茶が好きで、毎日カップ2、3杯は飲んでいる。我慢できない強い尿意があり尿が漏れてしまうため、下着に尿取りパッドを付けている。トイレには自力で移動でき、下着やズボンの上げ下ろしは自立している。排便は2日に1回である。
5日後、Aさんは解熱し、少しずつ食欲が出てきた。下腹部痛は消失し、尿失禁の回数も少なくなった。
症状の再燃を防止するためのAさんへの対応で適切なのはどれか。
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問題
看護師試験 第113回 問219(午後 問99) (訂正依頼・報告はこちら)
次の文を読み、問いに答えよ。
Aさん(71歳、女性)は夫と10年前に死別し、1人で暮らしている。息子は結婚して他県に住んでいる。Aさんは、3か月前に脳梗塞(cerebral infarction)を発症して要介護1となり、介護老人保健施設に入所した。
Aさんは老人性白内障(senile cataract)があるがADLに支障はなく、認知機能やコミュニケーションに問題はない。食事は自力で摂取できる。紅茶が好きで、毎日カップ2、3杯は飲んでいる。我慢できない強い尿意があり尿が漏れてしまうため、下着に尿取りパッドを付けている。トイレには自力で移動でき、下着やズボンの上げ下ろしは自立している。排便は2日に1回である。
5日後、Aさんは解熱し、少しずつ食欲が出てきた。下腹部痛は消失し、尿失禁の回数も少なくなった。
症状の再燃を防止するためのAさんへの対応で適切なのはどれか。
Aさん(71歳、女性)は夫と10年前に死別し、1人で暮らしている。息子は結婚して他県に住んでいる。Aさんは、3か月前に脳梗塞(cerebral infarction)を発症して要介護1となり、介護老人保健施設に入所した。
Aさんは老人性白内障(senile cataract)があるがADLに支障はなく、認知機能やコミュニケーションに問題はない。食事は自力で摂取できる。紅茶が好きで、毎日カップ2、3杯は飲んでいる。我慢できない強い尿意があり尿が漏れてしまうため、下着に尿取りパッドを付けている。トイレには自力で移動でき、下着やズボンの上げ下ろしは自立している。排便は2日に1回である。
5日後、Aさんは解熱し、少しずつ食欲が出てきた。下腹部痛は消失し、尿失禁の回数も少なくなった。
症状の再燃を防止するためのAさんへの対応で適切なのはどれか。
- 2時間ごとに排尿誘導する。
- 用手圧迫排尿の方法を指導する。
- 排尿の度に陰部を洗浄するように促す。
- 尿取りパッドの交換回数を増やすように指導する。
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この過去問の解説 (2件)
01
正解は、「尿取りパッドの交換回数を増やすように指導する。」です。
症状の再燃を防止するためのAさんへの対応で、
適切なものを選択する問題です。
誤った解答です。
Aさんは、認知機能に問題はなく、
トイレに自力で移動できています。
2時間ごとの排尿誘導は、
Aさんの自立を妨げることにつながるため不適切です。
誤った解答です。
用手圧迫排尿は、末梢神経障害などによる排尿困難で
行われることがありますが、
Aさんには、排尿困難の情報はなく、不適切な対応です。
誤った解答です。
陰部の清潔保持は、尿路感染症予防に重要ですが、
洗浄を頻回に行うと、
陰部のスキントラブルを引き起こす可能性があり、
適切な指導とはいえません。
正しい解答です。
尿取りパットの交換回数を増やすことにより、
長時間排泄物へ触れることでの感染リスクを減らし、
陰部の清潔を保持できます。
尿路感染症の再発予防には、陰部の清潔保持が重要です。
選択肢のなかでは、陰部洗浄も清潔保持の手技ですが、
排尿の度に行う必要はなく、
「尿取りパッドの交換回数を増やすように指導する。」が、
正しい指導方法となります。
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02
Aさんへの症状再燃防止の対応で適切なのは「尿取りパッドの交換回数を増やすように指導する。」です。
尿意を感じているため、Aさんには排尿誘導の必要はありません。
用手圧迫排尿は、排尿障害があり自力で排尿が困難な場合に使用されますが、Aさんは自力でトイレに行き、排尿できているため、指導の必要はありません。
頻繁な陰部洗浄は、皮膚の乾燥や刺激による皮膚障害の原因になる可能性があります。
陰部の衛生管理は大切ですが、過剰な洗浄は推奨されません。
通常は清拭やトイレ後の適切な拭き取りで十分です。
尿取りパッドの交換回数を増やすことで尿路感染症の再発リスクを軽減することが期待できます。
Aさんの尿路感染症の再発防止には、「尿取りパッドの交換回数を増やす」ことが最も適切です。
定期的な交換により、感染リスクが低減されます。
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