看護師 過去問
第114回
問22 (午前 問22)

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問題

看護師試験 第114回 問22(午前 問22) (訂正依頼・報告はこちら)

空気感染(飛沫核感染)の予防策はどれか。
  • 消毒薬の噴霧
  • 病室の陽圧換気
  • N95マスクの着用
  • ラビング法の手指消毒

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この過去問の解説 (1件)

01

正解は、「N95マスクの着用」です。

 

空気感染(飛沫核感染)とは、

空気中を浮遊する、

非常に小さな粒子(飛沫核)を吸入することで成立する、

感染経路です。

サージカルマスクでは粒子を通してしまうため、

感染を防ぐことが困難であり、N95マスクの着用が必要です。

選択肢1. 消毒薬の噴霧

誤った解答です。

消毒薬の噴霧は、

空気感染(飛沫核感染)の予防策ではありません。

消毒薬を用いた床の清拭など、

環境整備が効果的です。

選択肢2. 病室の陽圧換気

誤った解答です。

病室は、外に空気が漏れないよう、

陰圧換気にする必要があります。

陽圧換気は、空気感染(飛沫核感染)の予防策ではありません。

選択肢3. N95マスクの着用

正しい解答です。

N95マスクは、微粒子対応のマスクです。

空気感染(飛沫核感染)を感染経路とする、

結核や麻疹などの患者の、

病室に入る際に使用します。

選択肢4. ラビング法の手指消毒

誤った解答です。

ラビング法とは、

アルコール性擦式製剤を用いた手指消毒法ですが、

空気感染(飛沫核感染)の予防策にはなりません。

 

まとめ

空気感染(飛沫核感染)の予防策は、

N95マスクの着用」です。

感染予防では、

標準予防策(スタンダードプリコーション)に加え、

感染経路別の予防策を徹底することが重要です。

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