看護師 過去問
第115回(2026年2月)
問62 (小児看護学 問3)

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問題

看護師試験 第115回(2026年2月) 問62(小児看護学 問3) (訂正依頼・報告はこちら)

ホルモンとその働きの組合せで正しいのはどれか。
  • エストロゲン ――― 骨端軟骨板閉鎖
  • 成長ホルモン ――― 子宮の増大
  • テストステロン ――― 乳房の発育
  • プロゲステロン ――― 排卵

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この過去問の解説 (3件)

01

ホルモンは、体温や血糖値などの体内環境の恒常性(ホメオスタシス)を維持します。副腎や膵臓、甲状腺など種々の臓器の内分泌腺から分泌され、それぞれ特異の受容体を持つ標的細胞に結合して作用するのが特徴です。

選択肢1. エストロゲン ――― 骨端軟骨板閉鎖

〇

エストロゲン(卵胞ホルモン)は卵巣から分泌される女性ホルモンで、脳下垂体から分泌される卵胞刺激ホルモン(FSH)によって分泌が促進されます。子宮内膜の増殖や妊娠の調節など生殖器への作用のほか、骨端軟骨板に作用し、閉鎖を急速に進行させる働きがあります。この働きにより骨端軟骨の増殖が抑えられ、骨の成長がストップします。

選択肢2. 成長ホルモン ――― 子宮の増大

✖

成長ホルモン(GH)は、下垂体前葉から分泌されるホルモンです。骨や筋肉に働きかけ成長を促進する作用を持ちます。子宮の増大は主にエストロゲンによるものです。

選択肢3. テストステロン ――― 乳房の発育

✖

テストステロンは精巣で作られる男性ホルモンです。乳房の発達は、主に女性ホルモンであるエストロゲンが担います。ちなみに乳腺の発達は同じく女性ホルモンのプロゲステロン(黄体ホルモン)の作用によるものです。

選択肢4. プロゲステロン ――― 排卵

✖

排卵の仕組みは複雑で、何種類かのホルモンが関わり合っていますが、最も直接的に排卵を誘発するのは黄体形成ホルモン(LH)です。プロゲステロン(黄体ホルモン)は排卵後の卵巣や胎盤から分泌され、妊娠を成立・継続させる働きがあります。

まとめ

ホルモンの多くは、視床下部や脳下垂体から分泌される分泌刺激ホルモンによって放出がコントロールされます。卵胞刺激ホルモン(FSH)と卵胞ホルモン(エストロゲン)、黄体刺激ホルモン(LH)と黄体ホルモン(プロゲステロン)など、それぞれをしっかり区別して覚えましょう。

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02

ホルモンは身体の成長・発達や生殖機能をコントロールします。エストロゲンは二次性徴の促進だけでなく、骨の成熟を進めて骨端軟骨板を閉鎖させ、身長の発育を停止させる作用を持ちます。

選択肢1. エストロゲン ――― 骨端軟骨板閉鎖

正しい解答です。

女性ホルモンの一種で、女性器の発育や二次性徴を促進します。また、骨の成熟を早めて骨端軟骨板を閉鎖させ、骨の伸長(身長の伸び)を止める働きがあります。

選択肢2. 成長ホルモン ――― 子宮の増大

誤りの解答です。

脳下垂体前葉から分泌され、全身の成長促進やタンパク質合成・代謝調節を行います。子宮の増大を促進するのは主に女性ホルモン(エストロゲン)の作用です。

選択肢3. テストステロン ――― 乳房の発育

誤りの解答です。

精巣から分泌される代表的な男性ホルモンで、筋肉・骨格の発達や髭の生育など男性化を促進します。乳房の発育を促すのはエストロゲンやプロラクチンです。

選択肢4. プロゲステロン ――― 排卵

誤りの解答です。

黄体ホルモンで、排卵後の子宮内膜を維持して妊娠を保持する働きを持ちます。排卵自体を直接誘発するのは脳下垂体から分泌される黄体化ホルモン(LH)です。

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03

ホルモンとその働きについて理解しましょう。

選択肢1. エストロゲン ――― 骨端軟骨板閉鎖

○

エストロゲンは、女性生殖器への作用以外にも重要な役割を果たしています。その中の一つとして、思春期にエストロゲンが増加することにより、骨端軟骨板閉鎖が起こり、身長の伸びが止まります。

選択肢2. 成長ホルモン ――― 子宮の増大

✕

子宮の増大は、エストロゲンの役割です。

選択肢3. テストステロン ――― 乳房の発育

✕

思春期の乳房の発育は、エストロゲンの役割です。テストステロンは、主に男性の精巣でつくられるホルモンです。

選択肢4. プロゲステロン ――― 排卵

✕

排卵を誘発させるホルモンは、黄体形成ホルモンです。

プロゲステロンは、主に黄体でつくられるため、黄体ホルモンとも呼ばれますが、黄体形成ホルモンとは別のホルモンです。

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