看護師 過去問
第115回(2026年2月)
問68 (精神看護学 問2)
問題文
Aさんへの声かけで適切なのはどれか。
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問題
看護師試験 第115回(2026年2月) 問68(精神看護学 問2) (訂正依頼・報告はこちら)
Aさんへの声かけで適切なのはどれか。
- 「生き残ったAさんは幸せですよ」
- 「そう感じるのは正常な反応ですよ」
- 「嫌なことは早く忘れたほうがいいですよ」
- 「頑張ってこれを乗り越えないといけません」
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この過去問の解説 (2件)
01
被災者が自分だけが助かって申し訳ないという感情は、心理学的にサバイバー・ギルト、生き残った者の罪悪感と呼ばれます。災害直後の看護では、患者の感情を否定・批判せず、過度な心的トラウマ反応に対して誰にでも起こり得る正常な反応であると伝え、安心感を与えます。
誤りの解答です。
周囲の死に罪悪感を抱いている被災者に幸せですよと伝えるのは、本人の苦痛や罪悪感を無視した発言で、不快感や自責の念を強めてしまいます。
正しい解答です。
正当化の受容的声かけです。自分がおかしいわけではないと安心させ、気持ちを受け止めます。
誤りの解答です。
トラウマ体験を無理に忘れさせようと抑圧を促すのは不適切です。本人が語り始めた感情や体験を否定せず、傾聴する姿勢が大切です。
誤りの解答です。
被災直後で心身ともに疲弊している時期に頑張ってと励ますのはプレッシャーとなり、さらなる精神的負担を与えてしまいます。
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02
サバイバーズ・ギルトとは、災害や戦争後において、被災者が生き残ったことや損失が少ないことに関して抱く罪悪感のことです。被災者の心身の反応を正しく理解しながら傾聴し、正常な反応であることを否定せず受容することが必要です。
✕
Aさんの感情を否定しているため、不適切です。
○
Aさんの感情を受容し、正常な反応であることを伝えているため適切です。
✕
Aさんの感情が正常な反応でないと、否定しているため不適切です。
✕
Aさんの今ある感情が良くないことだと伝え、共感せず否定しているため不適切です。
災害時の心の問題は、阪神・淡路大震災以降、重要な問題として認識されるようになりました。
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