看護師 過去問
第115回(2026年2月)
問73 (看護の統合と実践 問4)

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問題

看護師試験 第115回(2026年2月) 問73(看護の統合と実践 問4) (訂正依頼・報告はこちら)

4人部屋に入院中のAさん(外国籍)は3日後に手術予定である。Aさんは1日3回、決まった時間に毎日病室でお祈りをしている。看護師が訪室したところ、同室のBさんから「お祈りの声が気になってゆっくり休めない」と相談された。
看護師の対応で適切なのはどれか。
  • Bさんに有料個室への転室を勧める。
  • Aさんにお祈りは手術当日に行うよう説明する。
  • 同室者全員に病室の環境のアンケート調査を行う。
  • Aさんに病室とは別にお祈りのための場所を準備する。

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この過去問の解説 (2件)

01

患者の宗教や文化的背景を尊重しつつ、同室者の療養環境を守る調整が求められます。Aさんにお祈りを禁じるのではなく、個室や別室など落ち着いて礼拝できる場所を準備・調整することが、双方に配慮した適切な対応です。

選択肢1. Bさんに有料個室への転室を勧める。

誤りの解答です。

苦情を申し出たBさんに対し、自己負担が発生する有料個室への転室を勧めるのは不当であり、解決策として不適切です。

選択肢2. Aさんにお祈りは手術当日に行うよう説明する。

誤りの解答です。

毎日の日課である宗教的習慣を制限・禁止することは、患者の文化や人権への配慮に欠け、信仰心を無視した対応です。

選択肢3. 同室者全員に病室の環境のアンケート調査を行う。

誤りの解答です。

アンケート調査は現状の問題を直接解決せず、Aさんと周囲との関係を悪化させる恐れがあるため不適切です。

選択肢4. Aさんに病室とは別にお祈りのための場所を準備する。

正しい解答です。

Aさんの宗教的習慣であるお祈りを尊重しつつ、Bさんをはじめとする同室者の安静な療養環境を両立できる最適な対応です。

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02

外国籍の患者の入院も増加しているため、異なる文化をもつ患者へ柔軟に対応しましょう。

選択肢1. Bさんに有料個室への転室を勧める。

✕

有料個室への転室は、Bさんの経済的負担が生じます。転室を考えるのであればAさん側ですが、まずは双方共に経済的負担が生じない策を考えることが妥当です。

選択肢2. Aさんにお祈りは手術当日に行うよう説明する。

✕

毎日のお祈りを入院により制限することは、Aさんを尊重していない対応となります。

選択肢3. 同室者全員に病室の環境のアンケート調査を行う。

✕

患者側に負担が生じることもあり、アンケート調査を行うことは妥当ではありません。

選択肢4. Aさんに病室とは別にお祈りのための場所を準備する。

○

Aさん、Bさん共に経済的負担が生じず、意思を尊重した対応となります。

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