看護師 過去問
第115回(2026年2月)
問76 (人体の構造と機能 問6)

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問題

看護師試験 第115回(2026年2月) 問76(人体の構造と機能 問6) (訂正依頼・報告はこちら)

バソプレシンが作用する腎臓の部位はどれか。
  • 糸球体
  • 集合管
  • 遠位尿細管
  • 近位尿細管
  • Henle〈ヘンレ〉のループ〈係蹄〉

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この過去問の解説 (2件)

01

バソプレシンである抗利尿ホルモンは、下垂体後葉から分泌され、腎臓の集合管に作用します。集合管の水チャネルの数を増やすことで水の再吸収を促進し、尿量を減らして体内の水分を保持、血圧や体液の浸透圧を調節します。

選択肢1. 糸球体

誤りの解答です。

毛細血管が球状に集まった部位で、血液をろ過して原尿を生成する部位です。バソプレシンによる水の再吸収の作用部位ではありません。

選択肢2. 集合管

正しい解答です。

バソプレシンが最も強く作用する部位です。V2受容体を介して水の再吸収を促進し、体内の水分保持と尿の濃縮を行います。

選択肢3. 遠位尿細管

誤りの解答です。

ナトリウムの再吸収やカリウムの排泄を行う部位で、主にアルドステロンが作用します。

選択肢4. 近位尿細管

誤りの解答です。

原尿に含まれる水や電解質、ブドウ糖などの大部分を無条件に再吸収する部位です。

選択肢5. Henle〈ヘンレ〉のループ〈係蹄〉

誤りの解答です。

原尿の濃縮・希釈に関与する部位です。下行脚で水を、上行脚で電解質を再吸収しますが、バソプレシンの主な作用部位ではありません。

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02

腎臓の働きについて理解しましょう。

選択肢1. 糸球体

✕

糸球体は、血液中の老廃物を濾過する働きをします。

選択肢2. 集合管

○

集合管は、尿細管が合流し、水分の再吸収、尿量の調節をし、腎盂へと続きます。

バソプレシンは、下垂体後葉から分泌され、腎臓の集合管にある受容体に働きかけ、水分の再吸収を行う抗利尿ホルモン(ADH)です。体内の水分や血圧を調節するペプチドホルモンです。

選択肢3. 遠位尿細管

✕

遠位尿細管では、副甲状腺ホルモンであるパラソルモンが作用し、カルシウムイオンの再吸収を行います。

選択肢4. 近位尿細管

✕

近位尿細管では、ナトリウム、水、ブドウ糖など糸球体を通過したほとんどが再吸収されます。

選択肢5. Henle〈ヘンレ〉のループ〈係蹄〉

✕

Henle〈ヘンレ〉のループ〈係蹄〉は、近位尿細管と遠位尿細管を繋ぐU字型の管です。主に水とナトリウムイオン、クロールイオンなど、近位尿細管で再吸収できなかったものを再吸収します。

まとめ

糸球体で濾過された尿を、尿細管で99%再吸収を行います。尿細管は、近位尿細管、Henle〈ヘンレ〉のループ〈係蹄〉、遠位尿細管からなります。

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