看護師 過去問
第115回(2026年2月)
問205 (健康支援と社会保障制度 問9)

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問題

看護師試験 第115回(2026年2月) 問205(健康支援と社会保障制度 問9) (訂正依頼・報告はこちら)

地域包括ケアシステムについて正しいのはどれか。2つ選べ。
  • 施設系サービスを含む。
  • 地域における老人クラブや自治会などの活動を含む。
  • おおむね60分以内の日常生活圏域を単位として想定している。
  • サービスのコーディネートを担う中核的な機関は都道府県である。
  • 地域特性に関わらず、同じサービスが受けられることを目指している。

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この過去問の解説 (1件)

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正しい選択肢は、施設系サービスを含む、地域における老人クラブや自治会などの活動を含むです。

地域包括ケアシステムは、高齢者が住み慣れた地域で生活を続けられるように、住まい・医療・介護・予防・生活支援を一体的に支える仕組みです。介護保険サービスだけでなく、地域住民の支え合いや、老人クラブ・自治会などの活動も大切な要素になります。厚生労働省も、住まい・医療・介護・予防・生活支援を一体的に提供する仕組みとして説明しています。

選択肢1. 施設系サービスを含む。

これは正しいです。

地域包括ケアシステムは、自宅で受けるサービスだけを指すものではありません。介護老人福祉施設や介護老人保健施設などの施設系サービスも、介護を支えるサービスとして含まれます。

ただし、中心となる考え方は、高齢者ができるだけ住み慣れた地域で、自分らしく生活を続けられるようにすることです。

選択肢2. 地域における老人クラブや自治会などの活動を含む。

これは正しいです。

地域包括ケアシステムでは、医療や介護の専門職だけでなく、地域の人たちによる支え合いも大切です。

たとえば、老人クラブ、自治会、ボランティア、地域の見守り活動などは、高齢者の生活を支える力になります。地域住民などの多様な主体が参加し、地域の支え合いを進めることも重視されています。

選択肢3. おおむね60分以内の日常生活圏域を単位として想定している。

これは誤りです。

地域包括ケアシステムで想定されている日常生活圏域は、おおむね30分以内に必要なサービスが提供される範囲です。具体的には、中学校区くらいの範囲が目安とされています。

そのため、「60分以内」という部分が誤りです。

選択肢4. サービスのコーディネートを担う中核的な機関は都道府県である。

これは誤りです。

地域包括ケアシステムで中心的な役割を担うのは、都道府県ではなく、主に市町村や地域包括支援センターです。

地域包括支援センターは、高齢者の相談を受けたり、介護予防の支援をしたり、必要なサービスにつなげたりする役割を持っています。地域包括ケアシステムは、身近な地域で生活を支える仕組みなので、都道府県が中核となって直接コーディネートするものではありません。

選択肢5. 地域特性に関わらず、同じサービスが受けられることを目指している。

これは誤りです。

地域包括ケアシステムは、全国どこでも全く同じ形にすることを目指しているわけではありません。

都市部、農村部、山間部などでは、高齢者の人数、交通の便利さ、医療機関や介護施設の数、地域住民のつながり方が違います。そのため、地域の実情に応じて仕組みを作ることが大切です。厚生労働省関係の説明でも、地域の主体性や地域の特性に応じて構築することが重要とされています。

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