看護師 過去問
第115回(2026年2月)
問204 (成人看護学 問33)

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問題

看護師試験 第115回(2026年2月) 問204(成人看護学 問33) (訂正依頼・報告はこちら)

急性膵炎(acute pancreatitis)で正しいのはどれか。2つ選べ。
  • 基本的な治療は手術である。
  • 初発症状は上腹部痛である。
  • 鎮痛薬の投与は禁忌である。
  • 血中アミラーゼ値が低下する。
  • 重症度判定には造影CTが重要である。

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この過去問の解説 (1件)

01

正しい選択肢は、初発症状は上腹部痛であると重症度判定には造影CTが重要であるです。

急性膵炎は、膵臓に急に強い炎症が起こる病気です。多くの場合、最初にみぞおちから上腹部の強い痛みがみられます。また、重症かどうかを判断するために、血液検査だけでなく、造影CTで炎症の広がりや膵臓の状態を見ることが重要です。急性膵炎の診断では、上腹部痛、血中または尿中の膵酵素の上昇、画像所見などが重視されます。

選択肢1. 基本的な治療は手術である。

誤りです。

急性膵炎の基本的な治療は、手術ではありません。まずは、膵臓を休ませるための絶食、点滴による水分補給、痛みをやわらげる治療などを行います。手術は、感染した壊死など特別な場合に検討されるもので、最初から基本として行う治療ではありません。

選択肢2. 初発症状は上腹部痛である。

正しいです。

急性膵炎では、最初に上腹部痛が出ることが多いです。痛みはみぞおちのあたりに強く出ることがあり、背中に広がることもあります。上腹部痛は、急性膵炎を考えるうえで大切な症状です。

選択肢3. 鎮痛薬の投与は禁忌である。

誤りです。

急性膵炎では強い痛みが出るため、痛みをやわらげる治療が必要です。鎮痛薬は禁忌ではなく、患者の状態に合わせて使われます。痛みを我慢させるのではなく、適切にコントロールすることが大切です。

選択肢4. 血中アミラーゼ値が低下する。

誤りです。

急性膵炎では、膵臓の酵素が血液中に出てくるため、一般に血中アミラーゼ値は上昇します。したがって、「低下する」という説明は合いません。なお、診断ではアミラーゼだけでなく、リパーゼなどの膵酵素も参考にされます。

選択肢5. 重症度判定には造影CTが重要である。

正しいです。

急性膵炎では、どのくらい重い状態かを早く判断することが大切です。造影CTでは、膵臓の炎症の広がりや、膵臓の一部が傷んでいないかを確認できます。そのため、重症度判定において造影CTは重要です。ただし、腎機能が悪い場合などは、患者の状態を見て慎重に行います。

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