看護師 過去問
第113回(2024年2月)
問80 (午前 問80)
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問題
看護師試験 第113回(2024年2月) 問80(午前 問80) (訂正依頼・報告はこちら)
- 低体温となる。
- 致死率は2%以下である。
- 誘因として感染症が多い。
- 初期症状として徐脈を認める。
- 甲状腺ホルモンの欠乏症である。
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この過去問の解説 (3件)
01
適切なのは、誘因として感染症が多いです。
甲状腺クリーゼは、甲状腺ホルモンの働きが強く出すぎた状態に、感染症などのきっかけが加わって起こる、命に関わる危険な状態です。主な症状には、高熱、頻脈、意識の異常、心不全症状、消化器症状などがあります。甲状腺クリーゼは、バセドウ病などの甲状腺中毒症に何らかの誘因が加わって発症する致死的な病気とされています。
これは適切ではありません。
甲状腺クリーゼでは、体の代謝が非常に高まります。代謝が高まるとは、体の中でエネルギーを使う働きが強くなることです。
そのため、低体温ではなく、高熱を認めることが多いです。診断で注目される症状にも、発熱が含まれています。
これは適切ではありません。
甲状腺クリーゼは、治療が遅れると命に関わる病気です。死亡率は2%以下のように低いものではなく、国内の全国疫学調査でも死亡率が10%を超えることが示されています。
そのため、甲状腺クリーゼが疑われる場合は、早く見つけて治療を始めることがとても大切です。
甲状腺クリーゼは、もともと甲状腺ホルモンの働きが強い状態の人に、何らかの強い負担が加わることで起こります。
誘因には、感染症、外傷、手術、強いストレス、薬の中断などがあります。特に感染症は、甲状腺クリーゼを引き起こす代表的なきっかけの一つです。済生会の解説でも、発症の原因として感染、外傷、甲状腺手術などが挙げられています。
これは適切ではありません。
甲状腺クリーゼでは、甲状腺ホルモンの働きが強く出るため、心臓の動きも速くなりやすいです。
そのため、徐脈ではなく、頻脈を認めます。診断で注目される症状にも頻脈が含まれています。
徐脈は脈が遅くなること、頻脈は脈が速くなることです。この問題では、甲状腺クリーゼは脈が速くなりやすいと考えます。
これは適切ではありません。
甲状腺クリーゼは、甲状腺ホルモンが足りない状態ではありません。
甲状腺ホルモンの働きが強く出すぎて、体のいろいろな働きが乱れる状態です。甲状腺ホルモンが不足する病気とは反対に考えます。
甲状腺ホルモンの不足で問題になる代表的な状態は、甲状腺機能低下症です。甲状腺クリーゼは、甲状腺中毒症を背景に起こる重い状態です。
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02
甲状腺クリーゼ(thyroid crisis)は、誘因として感染症が多いです。
甲状腺クリーゼとは、元々甲状腺疾患を持っている人に強いストレスが加わった際に臓器の機能不全を起こすものです。
不正解です。
甲状腺クリーゼでは、38度以上の高熱が生じます。
不正解です。
甲状腺の致死率は、10〜20%程度です。
正解です。
甲状腺クリーゼの誘因として感染症が多いです。
ほかにも、外傷や手術、ストレス、分娩なども甲状腺クリーゼの誘因として挙げられます。
不正解です。
甲状腺クリーゼの症状として生じるのは頻脈です。
不正解です。
甲状腺クリーゼは、甲状腺ホルモンの過剰分泌が生じます。
甲状腺クリーゼは、放置すると急速に死に至ります。
甲状腺クリーゼの症状は以下の通りです。
・不穏
・せん妄
・精神異常
・発熱
・頻脈
・肺水腫
・心原性ショック
・消化器症状
など
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03
正解は「誘因として感染症が多い」です。
甲状腺クリーゼ(thyroid crisis)は、甲状腺機能亢進症(主にバセドウ病)の急性増悪により引き起こされる緊急事態で、感染症やストレス、手術などが主な誘因となります。
甲状腺クリーゼでは高体温(発熱)が特徴です。
致死率は10〜20%と高く、緊急治療が必要です。
感染症は甲状腺クリーゼの重要な誘因の一つです。
甲状腺クリーゼでは頻脈が見られます。
甲状腺クリーゼは甲状腺ホルモンの過剰分泌が原因です。
甲状腺クリーゼは、甲状腺ホルモンの過剰分泌によって引き起こされ、誘因として感染症やストレスが多いです。
発熱や頻脈が典型的な症状であり、早急な対応が必要です。
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