看護師 過去問
第113回(2024年2月)
問81 (午前 問81)

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問題

看護師試験 第113回(2024年2月) 問81(午前 問81) (訂正依頼・報告はこちら)

転移性脳腫瘍(metastatic brain tumor)の原発巣で最も多いのはどれか。
  • 胃癌(gastric cancer)
  • 乳癌(breast cancer)
  • 肺癌(lung cancer)
  • 大腸癌(colon cancer)
  • 子宮頸癌(cancer of the uterine cervix)

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この過去問の解説 (3件)

01

正しい選択肢は、肺癌です。

転移性脳腫瘍は、脳以外の場所にできたがんが、血液の流れなどに乗って脳へ移ってできる腫瘍です。もとのがんができた場所を原発巣といいます。

転移性脳腫瘍の原発巣として最も多いのは、肺癌です。肺癌は脳へ転移しやすく、また患者数も多いため、転移性脳腫瘍の原因としてよくみられます。

選択肢1. 胃癌(gastric cancer)

適切ではありません。

胃癌も進行すると、ほかの臓器へ転移することがあります。

しかし、胃癌の転移先としては、肝臓、腹膜、リンパ節などがよくみられます。脳へ転移することもありますが、転移性脳腫瘍の原発巣として最も多いものではありません。

選択肢2. 乳癌(breast cancer)

適切ではありません。

乳癌は、脳へ転移することがあるがんです。

特に進行した乳癌では、骨、肺、肝臓、脳などへ転移することがあります。そのため、転移性脳腫瘍の原因として重要です。

ただし、最も多い原発巣としては、肺癌が代表的です。

選択肢3. 肺癌(lung cancer)

適切です。

肺癌は、転移性脳腫瘍の原発巣として最も多いがんです。

肺は血液の流れと関係が深く、肺癌のがん細胞が血液に乗って脳へ運ばれることがあります。

また、肺癌は発生数が多く、脳転移を起こしやすいがんでもあります。そのため、転移性脳腫瘍では、まず肺癌からの転移を考えることが大切です。

選択肢4. 大腸癌(colon cancer)

適切ではありません。

大腸癌も進行すると、ほかの臓器へ転移することがあります。

大腸癌では、肝臓や肺への転移がよくみられます。脳へ転移することもありますが、転移性脳腫瘍の原発巣として最も多いものではありません。

選択肢5. 子宮頸癌(cancer of the uterine cervix)

適切ではありません。

子宮頸癌も進行すれば、リンパ節や肺などに転移することがあります。

しかし、転移性脳腫瘍の原発巣としては頻度が高いとはいえません。

脳転移の原因として最も多いものを問う問題では、肺癌を選びます。

まとめ

転移性脳腫瘍は、脳以外にできたがんが脳へ移ってできる腫瘍です。

原発巣として多いものには、肺癌、乳癌、大腸癌などがありますが、その中でも最も多いのは肺癌です。

肺癌は脳へ転移しやすいため、転移性脳腫瘍では原発巣として肺癌をまず考えることが重要です。

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02

転移性脳腫瘍(metastatic brain tumor)の原発巣で最も多いのは、肺癌です。

肺癌が転移しやすいのは、肝臓、癌になっていないほうの肺、骨、脳などとされています。

選択肢1. 胃癌(gastric cancer)

不正解です。

胃癌は、腹膜や肝臓への転移が多いとされています。

選択肢2. 乳癌(breast cancer)

不正解です。

乳癌は骨、肺、胸膜、肝臓、脳などに転移することが多いものの、転移性脳腫瘍の原発巣として最も多いわけではありません。

選択肢3. 肺癌(lung cancer)

正解です。

肺癌は、転移性脳腫瘍(metastatic brain tumor)の原発巣の割合として50~60%程度を占めます。

選択肢4. 大腸癌(colon cancer)

不正解です。

大腸癌は、肝臓や肺、骨、脳などに転移することが多いものの、転移性脳腫瘍の原発巣として最も多いわけではありません。

選択肢5. 子宮頸癌(cancer of the uterine cervix)

不正解です。

子宮頸癌は、膀胱、直腸、肺に転移することが多いです。

まとめ

脳転移が起こりやすいのは、順に

①肺癌

②消化器系の癌

③乳癌

④腎臓・泌尿器系の癌

とされています。

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03

正解は「肺癌(lung cancer)」です。

転移性脳腫瘍の原発巣として最も多いのは肺癌です。肺癌は血流を介して脳へ転移しやすく、脳転移の原因となる主要な癌の一つです。

他にも、乳癌や大腸癌、腎癌などが脳転移の原因となりますが、肺癌が最も一般的です。

 

選択肢1. 胃癌(gastric cancer)

胃癌の脳転移は稀です。

 

選択肢2. 乳癌(breast cancer)

乳癌からの脳転移の発生率は1.4〜5%程度です。

肺癌ほど多くはありません。

 

選択肢3. 肺癌(lung cancer)

正解

転移性脳腫瘍の約50~60%は肺癌が原因となっています。

転移性脳腫瘍の最も多い原発巣です。

 

選択肢4. 大腸癌(colon cancer)

大腸癌も脳に転移することはありますが、頻度は低いです。

 

選択肢5. 子宮頸癌(cancer of the uterine cervix)

子宮頸癌の脳転移は非常に稀です。

 

まとめ

転移性脳腫瘍の原発巣で最も多いのは肺癌であり、次いで乳癌が見られますが、頻度は肺癌が圧倒的に高いです。

他の癌は脳転移を起こすことは少ないです。

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