看護師 過去問
第114回
問39 (午前 問39)

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問題

看護師試験 第114回 問39(午前 問39) (訂正依頼・報告はこちら)

左肘を固定するために三角巾を置く位置を図に示す。
適切なのはどれか。
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この過去問の解説 (2件)

01

正解は、「①」です。

 

三角巾は、

骨折や脱臼などの外傷時に、

患部の安静を保持するためなどに使われます。

選択肢1. 解答選択肢の画像

正しい解答です。

三角巾固定の際には、図のように、

頂点を肘関節側に、底辺を体幹側にくるように配置します。

 

選択肢2. 解答選択肢の画像

誤った解答です。

配置の方向が間違っています。

選択肢3. 解答選択肢の画像

誤った解答です。

配置の方向が間違っています。

選択肢4. 解答選択肢の画像

誤った解答です。

配置の方向が間違っています。

まとめ

左肘を固定するために三角巾を置く位置で、
適切なのは、「①」です。

図①のように配置したのち、

両端を頸部で結んで固定します。

手関節まで三角巾で覆うようにし、

手指は、循環の観察のために見えるようにしておきます。

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02

【三角巾固定法の基本的な当て方】

・受傷した腕の肘が頂点側、基底部が体幹と平行になるように三角巾を置きます。

・三角巾の中央に腕を置き、基底部中央に受傷した腕の手首が来るようにします。

・腕をくるむように三角巾を2つ折りにして、両端を首の後ろで結びます。

・肘の部分は腕の長さに合わせて結びます。

選択肢1. 解答選択肢の画像

冒頭の解説通り、頂点が肘に、基底部が体幹に平行になっています。

選択肢2. 解答選択肢の画像

適切な使用方法ではありません。

選択肢3. 解答選択肢の画像

適切な使用方法ではありません。

選択肢4. 解答選択肢の画像

適切な使用方法ではありません。

まとめ

三角巾固定法は大きく下記の目的で使用されます。

・けがの応急処置で患部の保護・固定をする

・骨折や脱臼部の安静を保つ

・脳卒中の麻痺側の脱臼や損傷予防

固定中は患部の痛みのほかに血行不良が起きていないか、患側の色調や冷感、しびれの有無などを観察します。

また、固定した三角巾がずれていないか定期的にチェックをしましょう。

結び目が当たる位置は負担がかかりやすいため、痛みや疲労がないか観察することも重要です。

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