看護師 過去問
第114回
問44 (午前 問44)
問題文
要介護認定者であっても、訪問看護が医療保険で提供される疾患はどれか。
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問題
看護師試験 第114回 問44(午前 問44) (訂正依頼・報告はこちら)
要介護認定者であっても、訪問看護が医療保険で提供される疾患はどれか。
- 糖尿病(diabetes mellitus)
- 認知症(dementia)
- 脳梗塞(cerebral infarction)
- 多発性硬化症(multiple sclerosis)
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この過去問の解説 (2件)
01
保険には「介護保険」と「医療保険」があります。この二つの保険は併用ができず、訪問看護は基本的に「介護保険」が優先的に提供されます。しかし、厚生労働大臣が定める「特定の疾病」に該当する場合は、介護保険の認定を受けていても「医療保険」が適用されます。
×
介護保険が適用されます。
×
介護保険が適用されます。
×
介護保険が適用されます。
⚪︎
厚生労働大臣が定める「特定の疾病」に該当します。
その他医療保険が優先的に適用されるものとして、「特別訪問看護指示書」が発行された場合、「認知症以外の精神疾患」の場合があります。これらは、緊急性の高い医療的介入が必要な状況に対応するための措置です。
また、医療保険を適用する場合基本的に週3日が上限ですが、特別訪問看護指示書が発行された場合は週4日以上訪問が可能になります。
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02
原則として介護保険と医療保険を併用することはできません。
介護認定を受けている場合は、基本的には介護保険が優先されますが、「厚生労働省が定める疾病等」にあてはまる場合は、医療保険が優先して提供されます。
✕介護保険が優先して提供されます。
✕介護保険が優先して提供されます。
✕介護保険が優先して提供されます。
○「厚生労働省が定める疾病等」の1つです。
よって、要介護認定者であっても、医療保険が優先して提供されます。
介護保険は要介護認定を受けた人に「介護サービス費」を給付する制度です。
対して医療保険は「病気やケガの医療費」を給付する制度で、日本国民は医療保険に加入する義務があることから、必要な時にはすべての国民が利用することができます。
必要な人がサービスを適切に利用できるように、医療関係者はそれぞれの保険について正しく知っておく必要があります。
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