看護師 過去問
第114回
問54 (午前 問54)
問題文
成人の骨髄検査の穿刺部位を図に示す。
正しいのはどれか。
正しいのはどれか。
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や
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あん摩マッサージ指圧師
1級管工事施工管理技士
1級建築施工管理技士
1級電気工事施工管理技士
1級土木施工管理技士
運行管理者(貨物)
2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
3級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP3級)
貸金業務取扱主任者
危険物取扱者(乙4)
給水装置工事主任技術者
クレーン・デリック運転士
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大学入学共通テスト(公民)
大学入学共通テスト(数学)
第三種電気主任技術者(電験三種)
宅地建物取引士(宅建士)
調剤報酬請求事務技能認定
賃貸不動産経営管理士
2級管工事施工管理技士
2級建築施工管理技士
2級電気工事施工管理技士
2級土木施工管理技士
JLPT(日本語能力)
建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)
問題文
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この過去問の解説 (3件)
01
骨髄穿刺とは、骨の中に針を刺し、骨髄液を採取して分析する検査です。骨髄は血液細胞が作られる工場であり、採取した骨髄液から細胞の種類や数、状態を詳しく調べることで、白血病や貧血などの血液疾患の診断、治療法の決定、治療効果の判定が行われます。
×
骨髄穿刺は胸部で採取されることもあります。穿刺部位は、胸骨中央の第2肋間とされています。問題の位置は胸骨の下部第6肋間付近であり誤りです。
×
第3腰椎であり、脊髄穿刺部位になります。
⚪︎
骨髄穿刺の穿刺部位は、腰骨(後腸骨棘付近)や胸骨中央の第2肋間になります。
×
恥骨結合の位置であり誤りです。
骨髄穿刺は清潔操作で行います。看護師は医師の介助、患者さんの状態の観察、声かけを忘れないように注意しましょう。
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02
骨の中の髄液を調べる検査を骨髄検査と言います。検査の目的として下記があげられます。
・血液の病気が疑われる場合
・腫瘍が体内でどのくらい広がっているかを調べる場合
・抗がん剤の治療効果を確認する場合
髄液の採取は「骨髄穿刺」、骨髄そのものをくりぬいて検査することを「骨髄生検」と言います。
骨髄穿刺は一般的に腸骨で検査をしますが、胸骨で検査をすることもあります。
✕この部位は胸骨です。
胸骨でも骨髄穿刺を行うことがありますが、縦隔血種や心タンポナーデのリスクがあり、穿刺部位の第一選択にはなりません。
腸骨での穿刺が難しい時に胸骨から穿刺をすることがあります。
✕この部位は腰椎の椎間です。この部位で骨髄穿刺は行いません。
腰椎穿刺を行うときに選択される場所で、左右の上後腸骨稜を結んだヤコビー線を指標に、主に第3-4腰椎間または第4-5腰椎間に穿刺します。
○この部位は上後腸骨棘です。骨髄穿刺の第一選択部位です。
赤色骨髄液が豊富で、胸骨に比べ安全性が高く、正確な診断に繋がりやすいことから、腸骨での検体採取が選ばれています。
✕この部位は仙骨です。この部位で骨髄穿刺は行いません。
骨髄穿刺を行うときは必ず局所麻酔を使用しますが、それでも痛みは感じるため、疼痛への配慮が必要です。
また穿刺部位によって体位が異なりますので、腸骨穿刺の場合は「腹臥位」、胸骨穿刺の場合は「仰臥位」であることを覚えておきましょう。
そのほかに、穿刺時の注意点や禁忌事項なども合わせて学習するようにしておくとよいでしょう。
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03
骨髄検査とは、骨髄内の血液や細胞などの組織を取り出し、
形態や細胞数を調べる検査です。
骨髄検査には、骨髄穿刺針を使用して、骨髄内の血液を吸引採取する「骨髄穿刺」と、
専用針を用いて骨髄組織をそのまま採取する「骨髄生検」があります。
骨髄穿刺を行う目的は、
①白血病や再生不良貧血などの造血器疾患の診断
②抗がん剤などの治療効果の評価
③悪性腫瘍の骨髄転移の有無の判断
になります。
こちらの部位は、胸骨の剣状突起になります。
胸骨は、腸骨穿刺が困難な場合に、選択されることもありますが、
まれに大動脈損傷や心タンポナーデなどを起こすリスクがあり、
現在は腸骨穿刺の方が安全に行えるため、
胸骨は第一選択ではありません。
よって、こちらは該当しません。
こちらは、腰椎になります。
腰椎で穿刺が行われるのは、
脳脊髄液検査の腰椎穿刺です。
骨髄検査では穿刺しませんので、
こちらは該当しません。
こちらは、後腸骨稜で、骨髄穿刺の部位になります。
患者には、腹臥位になってもらい、穿刺します。
よって、こちらは該当します。
こちらは、仙骨です。
骨髄検査の部位ではありません。
よって、こちらは該当しません。
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