看護師 過去問
第114回
問74 (午前 問74)
問題文
看護師の特定行為で正しいのはどれか。
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問題
看護師試験 第114回 問74(午前 問74) (訂正依頼・報告はこちら)
看護師の特定行為で正しいのはどれか。
- 都道府県が指定する研修機関で研修を行う。
- 手順書は看護師が作成する。
- 医師法に基づいている。
- 診療の補助である。
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この過去問の解説 (3件)
01
看護師の特定行為とは、
診療の補助であり、看護師が手順書により行う場合には、
実践的な理解力、思考力、判断力並びに高度かつ、
専門的な知識及び技能が特に必要とされる38の行為です。
特定行為看護師になるには、
厚生労働大臣が指定した学校や病院などで研修を受け、
試験に合格する必要があります。
よって、こちらは該当しません。
手順書は、医師が作成します。
よって、こちらは該当しません。
特定行為は、
保健師助産師看護師法に規定されています。
よって、こちらは該当しません。
看護師の特定行為は、
医師の指示に基づいて行う、
診療の補助です。
よって、こちらが正解になります。
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02
厚生労働省が定める「特定行為に係る看護師の研修制度」を終了し、高度な専門知識と技能を身につけた看護師のみが実践できる行為です。
医師の指示に基づいて作成された手順書に沿って、特定の診療の補助を行う行為で、医師の業務負担軽減や、患者さんの状態に合わせた迅速でタイムリーな医療提供を目的としています。
現在は21区分38の特定行為があります。
✕厚生労働省の指定した学校や病院などの施設で研修が行われています。
✕手順書の作成は医師が行います。
✕保健師助産師看護師法に定められています。
○特定行為は診療の補助です。
「特定行為に係る看護師の研修制度」が設立された背景には、我が国の高齢化の問題が深くかかわっています。
団塊の世代が75歳以上となる「超高齢社会」の到来により、医療資源の限界や医療の複雑化が懸念される中で、より多くの医療ニーズに対応できるような医療体制を整えることが必要となっています。
看護師の特定行為についての問題は、特定行為に分類される行為の名称だけでなく、設立された背景や高齢化社会の問題、それに対応するための施策などについて知っておくことが必要です。
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03
看護師の「特定行為」とは、医師が作成した手順書に基づき、看護師が診療の補助として行う高度で専門的な行為です。この制度は、看護師が患者さんの状態に応じて迅速かつタイムリーに医療を提供できるようになることを目的としており、特定の研修を修了した看護師が「特定看護師」として実践します。
×
特定行為研修は、厚生労働大臣が指定する研修機関で行われます。
×
手順書は医師が作成し、看護師はそれに基づいて特定行為を実施します。
×
看護師の特定行為は、保健師助産師看護師法(保助看法)に基づいて制度化されています。
⚪︎
特定行為は、医師の指示の下で看護師が行う診療の補助に位置づけられます。
特定行為研修を行う指定研修機関は年々増加しており、特定行為研修の修了者数は令和6年9月現在で11,441人に達しています。タスクシフト、タスクシェアを進める上で、制度の浸透と活用が重要となっています。
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