看護師 過去問
第114回(2025年2月)
問84 (午前 問84)
問題文
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問題
看護師試験 第114回(2025年2月) 問84(午前 問84) (訂正依頼・報告はこちら)
- 感染の予防
- 拒絶反応の防止
- 抗癌薬の活性化
- 腫瘍細胞の根絶
- 移植片対宿主病<GVHD>(graft−versus−host disease)の予防
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この過去問の解説 (2件)
01
同種造血幹細胞移植は、白血病などの病気で造血機能が低下した患者に対し、他人の造血幹細胞(ドナーの細胞)を移植する治療法です。
同種造血幹細胞移植における全身放射線照射(TBI)は、移植前の処置(前処置)として行われ、体内の腫瘍細胞を死滅させる抗腫瘍効果と、ドナーの細胞に対する拒絶反応を防ぐ免疫抑制効果を目的とされています。
×
放射線照射は感染予防のためではありません。むしろ免疫抑制により感染リスクは増加します。
⚪︎
冒頭を参照して下さい。
×
放射線治療に抗癌薬を活性化させる効果はありません。
⚪︎
冒頭を参照して下さい。
×
移植片対宿主病(GVHD)は同種造血細胞移植時に輸注される造血細胞浮遊液中に含まれるドナー由来のリンパ球が引き起こす合併症です。
治療、処置を行う際はその目的や根拠を把握しておくことが大切です。
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02
正解は、「拒絶反応の防止」と「腫瘍細胞の根絶」です。
同種造血幹細胞移植は、
他人(ドナー)の造血幹細胞を移植する、
白血病やリンパ腫などの治療法の一つです。
誤った解答です。
感染の予防は、
全身放射線照射の目的ではありません。
正しい解答です。
同種造血幹細胞移植の前に、
全身放射線照射を行うことで、
患者自身の免疫反応を抑制し、
移植された造血幹細胞に対する、拒絶反応を防止します。
誤った解答です。
全身放射線照射は、
化学療法とは別のものであり、
抗癌薬の活性化が目的ではありません。
正しい解答です。
残存している腫瘍細胞を根絶することが、
全身放射線照射の目的の一つです。
誤った解答です。
移植片対宿主病<GVHD>
(graft−versus−host disease)とは、
同種造血細胞移植後の合併症です。
移植された造血幹細胞のリンパ球が、
患者の臓器を異物とみなし、攻撃します。
全身放射線照射では予防できません。
同種造血幹細胞移植の前に行われる、
全身放射線照射の目的は、
「拒絶反応の防止」と「腫瘍細胞の根絶」です。
拒絶反応を防止することで、造血幹細胞の定着を促進し、
腫瘍細胞を根絶することで、再発を防ぎます。
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