看護師 過去問
第114回
問87 (午前 問87)
問題文
障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律<障害者総合支援法>に基づく障害福祉サービスはどれか。2つ選べ。
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問題
看護師試験 第114回 問87(午前 問87) (訂正依頼・報告はこちら)
障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律<障害者総合支援法>に基づく障害福祉サービスはどれか。2つ選べ。
- 訪問介護
- 訪問看護
- 療養介護
- 重度訪問介護
- 訪問リハビリテーション
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この過去問の解説 (2件)
01
正解は、「療養介護」と「重度訪問介護」です。
障害者総合支援法は、2013年に成立しました。
障害者・障害児が、
障害福祉サービスを利用しながら、
自立した生活を送れるよう、
様々な支援を行うことを目的としています。
誤った解答です。
訪問介護は、介護保険の居宅サービスです。
障害福祉サービスでは、同様のサービスを、
居宅介護といいます。
誤った解答です。
訪問看護は、
医療保険または介護保険の居宅サービスで、
障害福祉サービスには含まれません。
正しい解答です。
療養介護は、
医療機関や施設などで行われるサービスで、
医療的ケアに加え、常時介護を必要とする人を、
対象としたサービスです。
正しい解答です。
重度訪問介護は、
居宅に訪問するサービスで、
重度の肢体不自由、知的・精神障害を有する、
常時介護が必要な人を対象としたサービスです。
誤った解答です。
訪問リハビリテーションは、
医療保険または介護保険の居宅サービスで、
障害福祉サービスには含まれません。
<障害者総合支援法>に基づく障害福祉サービスは、
「療養介護」と「重度訪問介護」です。
障害福祉サービスは、
療養介護や重度訪問介護などの介護給付と、
就労移行支援や自立訓練などの訓練等給付に分けられます。
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02
障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律<障害者総合支援法>は、障害者及び障害児が基本的人権が尊重された日常生活を送ることができるよう、障害福祉サービスの給付、地域生活支援などさまざまな支援を行うことを目的としています。
×
障害福祉サービスでは、生活支援を受けるサービスのことを居宅介護といいます。
×
医療保険に基づくサービスになります。
⚪︎
病院において医療的ケアを必要とする障害のある方のうち常に介護を必要とする方に対して、主に昼間において病院で行われる機能訓練、療養上の管理、看護、医学的管理の下における介護及び日常生活上の世話を行います。
⚪︎
常に介護を必要とする重度の肢体不自由、重度の知的障がい、精神障がいのある方が在宅で生活を続けられるようにサポートしていくサービスです。
×
介護保険や医療保険のサービスであり障害福祉サービスではありません。
障がい者に関する施策は、2003年に「支援費制度」が始まりました。しかし、サービス利用者が急増し、財源確保が困難になったことや地域格差が生じ、2005年に「障害者自立支援法」、2013年に「障害者総合支援法」に改正されました。
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