看護師 過去問
第114回
問136 (午後 問16)
問題文
胃癌(gastric cancer)のVirchow<ウィルヒョウ>転移が生じる部位はどれか。
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
看護師試験 第114回 問136(午後 問16) (訂正依頼・報告はこちら)
胃癌(gastric cancer)のVirchow<ウィルヒョウ>転移が生じる部位はどれか。
- 肺
- 肝臓
- ダグラス窩
- 左鎖骨上窩
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (2件)
01
胃癌の転移様式は主に3つで、血行性転移、リンパ行性転移、腹膜播種(腹膜転移)があります。ウィルヒョウ転移とは消化器にできた癌が左鎖骨上窩に転移することを言います。
不正解です。胃癌から肺への転移は血行性転移です。
不正解です。胃癌から肝臓への転移も血行性転移です。胃癌の転移先としては最多です。
不正解です。胃癌からダグラス窩への転移は腹膜播種です。ダグラス窩への転移はシュニッツラー転移と呼ばれます。
正解です。ウィルヒョウ転移とは消化器にできた癌がリンパ菅を流れて左鎖骨上窩に転移することを言い、その代表例として胃癌からの転移が挙げられます。
少し難しい問題だったかもしれません。胃癌の転移の様式を知り、その名称まで知っておく必要があります。
参考になった数0
この解説の修正を提案する
02
正解は、「左鎖骨上窩」です。
Virchow<ウィルヒョウ>転移とは、
胃癌などの消化器癌が、
左鎖骨上窩へリンパ行性転移することをいいます。
誤った解答です。
肺は、胃癌の血行性転移を起こしやすい臓器です。
誤った解答です。
肝臓は、胃癌の血行性転移を起こしやすい臓器です。
誤った解答です。
ダグラス窩は、胃癌が腹膜播種性転移を起こす部位です。
ダグラス窩に転移巣が形成されたものを、
シュニッツラー転移と呼びます。
正しい解答です。
胃癌が、リンパ管から胸管に流れ込み、
左鎖骨上窩リンパ節に転移することを、
ウィルヒョウ転移といいます。
胃癌(gastric cancer)の
Virchow<ウィルヒョウ>転移が生じる部位は、「左鎖骨上窩」です。
胃癌の転移には、
①血行性転移②リンパ行性転移③腹膜播種性転移の3つがあります。
参考になった数0
この解説の修正を提案する
前の問題(問135)へ
第114回 問題一覧
次の問題(問137)へ