看護師 過去問
第114回
問138 (午後 問18)

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問題

看護師試験 第114回 問138(午後 問18) (訂正依頼・報告はこちら)

看護過程で適切なのはどれか。
  • 医師の指示に基づいて看護問題の優先順位を決定する。
  • 実施、評価の2段階で構成される。
  • 潜在する問題は取り上げない。
  • 評価可能な目標を設定する。

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この過去問の解説 (2件)

01

看護の基本となる看護過程に関する問題です。どのようなプロセスを経て看護が行われるのかおさえておく必要があります。


 

選択肢1. 医師の指示に基づいて看護問題の優先順位を決定する。

不正解です。治療上必要な医師の指示を守らなければいけませんが、看護上の問題の優先順位は医師により指示されるものではなく、看護師がその優先順位を判断します。

選択肢2. 実施、評価の2段階で構成される。

不正解です。看護過程はアセスメント、看護診断、計画立案、看護の実施、評価から構成されます。

選択肢3. 潜在する問題は取り上げない。

不正解です。看護過程では現在顕在化している問題に対して行うことはもちろんのこと、潜在的な問題についてもアプローチしていきます。

選択肢4. 評価可能な目標を設定する。

正解です。評価可能な目標を設定することで、目標達成の状況の把握や必要な介入がわかりやすくなります。

まとめ

看護過程についてそれぞれ構成要素を理解しておく必要があります。


 

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02

正解は、「評価可能な目標を設定する。」です。

 

看護過程で適切なものを選択する問題です。

 

看護過程は、対象者の健康問題や生活上のニーズを抽出し、

健康を回復・維持・増進するための意図的・系統的な

問題解決のプロセス方法です。

※放送大学教材「基礎看護学」、P54より引用しました。

選択肢1. 医師の指示に基づいて看護問題の優先順位を決定する。

誤った解答です。

看護問題の優先順位は、看護師の専門性を生かし判断するべきもので、

医師の指示に基づいて決定するものではありません。

選択肢2. 実施、評価の2段階で構成される。

誤った解答です。

看護過程は、

アセスメント→看護診断→計画立案→実施→評価の

プロセスで構成され、互いに関連しあっています。

選択肢3. 潜在する問題は取り上げない。

誤った解答です。

看護過程では、顕在化している問題のみならず、

潜在化している問題に対しても目を向け、

予防的なアプローチが必要です。

選択肢4. 評価可能な目標を設定する。

正しい解答です。

看護過程では、現実的で評価可能な看護目標を

設定することが基本です。

 

まとめ

看護過程で適切なのは、「評価可能な目標を設定する。」です。

 

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