看護師 過去問
第114回
問141 (午後 問21)

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問題

看護師試験 第114回 問141(午後 問21) (訂正依頼・報告はこちら)

入院中の転倒・転落の内的要因はどれか。
  • 履物の種類
  • 服用中の薬剤
  • ベッド柵の位置
  • トイレまでの距離

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この過去問の解説 (2件)

01

転倒転落には様々な要因があり、大きく外的要因と内的要因に分けられます。外的要因は患者周囲の物理的な要因のことで、その例としては床の障害物や滑りやすさ、履物、不慣れな環境、段差などが挙げられます。内的要因は患者自身の要因のことで、その例としては加齢に伴う筋力や平衡感覚など身体機能の低下、筋骨格系や脳神経系の疾患、循環器系の疾患、視覚に関する疾患、降圧薬や睡眠剤など内服薬の影響が挙げられます。


 

選択肢1. 履物の種類

不正解です。履物は外的要因です。


 

選択肢2. 服用中の薬剤

正解です。薬剤は内的要因です。


 

選択肢3. ベッド柵の位置

不正解です。ベッド柵の位置は外的要因です。

選択肢4. トイレまでの距離

不正解です。トイレまでの距離は外的要因です。


 

まとめ

選択肢はどれも転倒転落の要因ですが、外的な要因なのか、内的な要因なのか考えれば、わかる問題です。

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02

正解は、「服用中の薬剤」です。

 

入院中の転倒・転落の要因には、

年齢、病状、薬剤などの内的要因と、

環境、服装などの外的要因があります。

選択肢1. 履物の種類

誤った解答です。

履物の種類は、

転倒・転落の外的要因に含まれます。

選択肢2. 服用中の薬剤

正しい解答です。

服用中の薬剤は、

転倒・転落の内的要因に含まれます。

選択肢3. ベッド柵の位置

誤った解答です。

ベッド柵の位置は、

転倒・転落の外的要因に含まれます。

選択肢4. トイレまでの距離

誤った解答です。

トイレまでの距離は、

転倒・転落の外的要因に含まれます。

まとめ

入院中の転倒・転落の内的要因は、「服用中の薬剤」です。

睡眠薬や降圧薬、利尿薬などは、

ふらつきや頻尿などを引き起こし転倒リスクになります。

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