看護師 過去問
第114回
問145 (午後 問25)

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問題

看護師試験 第114回 問145(午後 問25) (訂正依頼・報告はこちら)

創傷の治癒過程でマクロファージによる貪食が行われるのはどれか。
  • 出血・凝固期
  • 炎症期
  • 増殖期
  • 成熟期

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この過去問の解説 (1件)

01

創傷治癒過程には出血・凝固期、炎症期、増殖期、成熟期があります。出血・凝固期は傷が生じた直後で、血管の収縮や血小板の凝集により止血がされます。出血・凝固期の次は炎症期では白血球が集まり細菌や壊死組織の貪食が行われます。また炎症反応が起こります。炎症期の次は増殖期で、新しい血管が生まれ、肉芽組織が傷を覆い、皮膚表面の再生も進みます。増殖期の次は成熟期で、瘢痕が形成されます。


 

選択肢1. 出血・凝固期

不正解です。出血・凝固期にはマクロファージによる貪食は行われません。

選択肢2. 炎症期

正解です。炎症期に白血球(マクロファージなど)による貪食が行われます。

選択肢3. 増殖期

不正解です。新しい血管が生まれ、肉芽組織が傷を覆い、皮膚表面の再生も進む時期です。

選択肢4. 成熟期

不正解です。瘢痕形成などの時期です。

まとめ

創傷治癒過程に関する問題でした。それぞれの時期にどのようなことが起こるのかまとめておく必要があります。

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