看護師 過去問
第114回(2025年2月)
問161 (午後 問41)

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問題

看護師試験 第114回(2025年2月) 問161(午後 問41) (訂正依頼・報告はこちら)

糖尿病(diabetes mellitus)の在宅療養者に行うフットケアの説明で適切なのはどれか。
  • 「素足で過ごしましょう」
  • 「足の皮膚を保湿してください」
  • 「足浴には42℃のお湯を使ってください」
  • 「爪は指の先端よりも短く切ってください」

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は、「足の皮膚を保湿してください」です。

 

糖尿病患者は、

合併症である末梢神経障害により、

感覚障害や循環障害から、足病変が多くみられます。

在宅療養では、セルフケアによる

フットケアが非常に重要です。

 

選択肢1. 「素足で過ごしましょう」

誤った解答です。

素足で過ごすことは、外傷のリスクが高まります。

靴下や履物で保護する指導が必要です。

 

選択肢2. 「足の皮膚を保湿してください」

正しい解答です。

糖尿病患者は皮膚が乾燥しやすく、

ひび割れなどのトラブルを防ぐためにも、

日常的な保湿が必要です。

選択肢3. 「足浴には42℃のお湯を使ってください」

誤った解答です。

42℃のお湯は温度が高く、

感覚障害から熱傷のリスクがあるため、

38℃~40℃のぬるめのお湯での足浴を指導します。

選択肢4. 「爪は指の先端よりも短く切ってください」

誤った解答です。

深爪は、皮膚の損傷や感染の原因になります。

指の先端の長さで、まっすぐにカットするよう指導します。

まとめ

フットケアの説明で適切なのは、

「足の皮膚を保湿してください」です。

糖尿病患者で足病変が悪化すると、

潰瘍化や壊死などにより、

下肢切断に至ることも少なくありません。

日々のフットケアが大切です。

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02

糖尿病では末梢神経により、足の傷や異常に気づかないことがあります。また、糖尿病では動脈硬化により血流障害を生じ、傷の治りが遅くなることもあります。傷に気づかずにいると糖尿病では免疫が低下していることもあり、潰瘍や壊死に至ることもあり、それを防ぐためにもフットケアが必要です
 

選択肢1. 「素足で過ごしましょう」

不正解です。素足で過ごすと足が傷つきやすく、そこから悪化させてしまうことがあります。

選択肢2. 「足の皮膚を保湿してください」

正解です。足の保湿を行い保護するよう説明します。

選択肢3. 「足浴には42℃のお湯を使ってください」

不正解です。42℃は熱すぎますが、糖尿病では気づきにくい場合があり、熱傷の原因になることもあります。

選択肢4. 「爪は指の先端よりも短く切ってください」

不正解です。深爪を避けるため爪を切りすぎないようにする必要があり、爪は指先と同じ位を目安にします。

まとめ

糖尿病のフットケアに関する問題です。糖尿病ではどういう状態になるから、何を気をつけなければいけないのかといったことを考えることで答えがわかる問題です。糖尿病について整理しておく必要があります。
 

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03

糖尿病患者さんは神経障害、血管障害、感染抵抗力の低下により足に傷ができてしまっても気づきにくく、治りが遅くなり、結果重症化して足の切断につながる恐れがあります。そのため、日々のフットケアを行うことでこれらのリスクを減らし、足病変の予防や、早期発見・治療につなげることが可能です。

選択肢1. 「素足で過ごしましょう」

不正解

外傷感染リスクを減らすため、靴下の着用することが望ましいです。血流を妨げないゆったりしたものや、白色の靴下を履くと、万が一出血しても早く気づくことができます。

選択肢2. 「足の皮膚を保湿してください」

正解

感染や亀裂を防ぎ、感染予防につながります。

選択肢3. 「足浴には42℃のお湯を使ってください」

不正解

糖尿病患者さんは末梢神経障害により熱さを感じにくく、やけどの危険があるため足浴は40℃以下のお湯で行います。

選択肢4. 「爪は指の先端よりも短く切ってください」

不正解

深爪は陥入爪や感染の原因になるため不適切です。爪をまっすぐにカットした後に両端を少しカットする方法(スクエアオフ)が望ましいとされています。

まとめ

糖尿病は様々な合併症を引き起こします。特に三大合併症(神経障害・網膜症・腎症)は試験でも頻出ですのでおさておきましょう。

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