看護師 過去問
第114回
問166 (午後 問46)

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問題

看護師試験 第114回 問166(午後 問46) (訂正依頼・報告はこちら)

高次脳機能障害のある患者が買い物に行った際に示す行動で失行はどれか。
  • 何を買いに来たのか忘れる。
  • 買い物かごの使い方が分からない。
  • 献立に合わせた買い物ができない。
  • スーパーと自宅の往復で道に迷う。

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この過去問の解説 (1件)

01

高次脳機能障害とは、脳卒中などの脳血管疾患や交通事故などによって脳が損傷を受けることで、言語・記憶・注意・情緒といった知的機能に障害が生じ、日常生活や社会生活に支障をきたす状態を指します。

選択肢1. 何を買いに来たのか忘れる。

不正解

記憶障害になります。新しいことを覚えられない、以前のことを思い出せないなどの症状が現れる状態です。

選択肢2. 買い物かごの使い方が分からない。

正解

失行とは、道具がうまく使えない、間違った動作をするなど、今まで無意識で行っていた動作ができなくなり日常生活に影響が出る状態のことです。

選択肢3. 献立に合わせた買い物ができない。

不正解

遂行機能障害になります。目標を設定し、計画を立て、その行動を実行する能力が低下した状態を指します。

選択肢4. スーパーと自宅の往復で道に迷う。

不正解

地誌的障害になります。場所に道順に関する認識の記憶が低下する障害です。

まとめ

障害の種類に合わせて工夫し日常生活ができるように支援していくことが大切です。

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