看護師 過去問
第114回
問171 (午後 問51)

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問題

看護師試験 第114回 問171(午後 問51) (訂正依頼・報告はこちら)

伝音性難聴について正しいのはどれか。
  • 加齢で増悪する。
  • 鼓膜穿孔は原因となる。
  • 内耳から中枢側の障害で発生する。
  • アミノグリコシド系抗菌薬が原因である。

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この過去問の解説 (1件)

01

難聴は伝音難聴(外耳・中耳の異常)、感音難聴(内耳、蝸牛神経、脳の異常)、混合性難聴の3種類に大きく分けられます。伝音難聴は音を伝える機能の問題、感音難聴は音を感じ取り脳に伝える機能の問題であり、それぞれ原因疾患や特徴が異なります。

選択肢1. 加齢で増悪する。

不正解

加齢で悪化しやすいのは感音性難聴(内耳・聴神経の障害)です。

選択肢2. 鼓膜穿孔は原因となる。

正解

鼓膜穿孔は音の伝導経路を阻害するため、伝音性難聴の原因です。

選択肢3. 内耳から中枢側の障害で発生する。

不正解

感音性難聴の特徴です。伝音性は外耳・中耳の異常によるものです。

選択肢4. アミノグリコシド系抗菌薬が原因である。

不正解

感音性難聴の特徴です。伝音性は外耳・中耳の異常によるものです。

まとめ

難聴の種類と原因をおさえておく必要があります。また、聴覚器の解剖整理もしておきましょう。

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