看護師 過去問
第114回
問180 (午後 問60)

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問題

看護師試験 第114回 問180(午後 問60) (訂正依頼・報告はこちら)

標準的な成長・発達をしている子どもが「ばい菌が体内に入ることで病気になる」
と考えるようになるのは、ピアジェ, J.(Piaget, J.)の認知的発達段階のどれか。
  • 感覚運動期
  • 前操作期
  • 具体的操作期
  • 形式的操作期

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この過去問の解説 (1件)

01

ピアジェの認知発達理論では、子どもの年齢や発達に合わせて4つの発達段階が定義されており、それぞれの段階で子どもは異なる認知能力を発展させ、周囲の世界をより深く理解していくとされています。

選択肢1. 感覚運動期

不正解

感覚運動期は、感覚と運動を通して世界を認識すると言われており、生後から2歳まで続くと言われています。

選択肢2. 前操作期

正解

前操作期の子ども(2~7歳頃)は象徴的な思考でにるようになり、目の前に存在しないものでも頭の中でイメージし、表現できるようになります。

選択肢3. 具体的操作期

不正解

具体的操作期の子ども(7〜11歳)は抽象的な概念だけではなく、より具体的な物事を考えることができます。保存・部類・可逆性の概念が理解できるようになるのはこの時期です。

選択肢4. 形式的操作期

不正解

形式的操作期の段階は認知発達の最終段階であり、一般的に11歳から成人期まで続くと考えられています。抽象的思考や仮説思考など、より高度な思考能力を獲得します。

まとめ

ピアジェの認知発達理論は国家試験でも頻出ですので各段階の発達段階のポイントをおさえておきましょう。

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