看護師 過去問
第114回(2025年2月)
問180 (午後 問60)
問題文
と考えるようになるのは、ピアジェ, J.(Piaget, J.)の認知的発達段階のどれか。
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問題
看護師試験 第114回(2025年2月) 問180(午後 問60) (訂正依頼・報告はこちら)
と考えるようになるのは、ピアジェ, J.(Piaget, J.)の認知的発達段階のどれか。
- 感覚運動期
- 前操作期
- 具体的操作期
- 形式的操作期
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この過去問の解説 (3件)
01
正解は、「前操作期」です。
ピアジェ, J.(Piaget, J.)の認知的発達段階は、
4段階で示されており、以下の通りです。
<感覚運動期(0歳~2歳ごろまで)>
ことばの使用によらず、自分の目の前にあるものを、
見たり触れたりすることによって、
自分を取り巻く世界と認知の適応をはかる時期。
<前操作期(2歳ごろ~7歳ごろまで)>
実物によらなくても、
ことばなどを用いた、知的活動が可能となるが、
具体物の見えに影響され、
理論的思考は十分に行われない時期。
<具体的操作期(7歳ごろ~11歳ごろまで)>
具体物や具体的状況においてのみ、
理論的思考が可能である時期。
<形式的操作期(11歳ごろ以降)>
帰納、演繹など、言語や記号を用いた、
抽象的な理論的思考が可能となる時期。
※放送大学教材 発達心理学概論p22の表を引用しました。
誤った解答です。
感覚運動期は、感覚で認識する時期であり、
快・不快で表現するのみです。
正しい解答です。
前操作期では、因果関係の理解が芽生え始めるため、
病気に原因があることは理解できますが、
まだ理論的に考えることはできません。
したがって、
「ばい菌が入ると病気になる」と理解します。
誤った解答です。
具体的操作期になると、
ばい菌が入ると、どうして病気になるのか、
因果関係を理解できるようになります。
誤った解答です。
形式的操作期では、
高度な理解がすすみ、
感染経路や免疫などについても、
理解できるようになります。
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02
ピアジェの提唱した認知発達理論は感覚運動期、前操作期、具体的操作期、形式的操作期に分けられます。
感覚運動期は0~2歳ごろで、子供が体の動きや感覚を使って世界を理解し始める段階です。
前操作期は2~7歳ごろで、言葉や象徴を使って物事を理解する能力が発達し始める段階ですが未熟さがあり、自己中心性が目立ちます。
具体的操作期は7~11歳ごろで、具体的な物事や状況に基づいて理論的に考えることができる段階です。
形式的操作期は11歳ごろ以降で、抽象的な思考や推理ができるようになる段階です。
不正解です。ばい菌が体内で入ることで病気になるというようなイメージを理解することは難しいです。
正解です。ばい菌というイメージを理解できるようになる時期です。
不正解です。因果関係なども理解できるようになります。
不正解です。抽象的なことなどより高度なことを理解できるようになります。
ピアジェの認知発達理論に関する問題です。それぞれの時期とその特徴についておさえておいてください。
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03
ピアジェの認知発達理論では、子どもの年齢や発達に合わせて4つの発達段階が定義されており、それぞれの段階で子どもは異なる認知能力を発展させ、周囲の世界をより深く理解していくとされています。
不正解
感覚運動期は、感覚と運動を通して世界を認識すると言われており、生後から2歳まで続くと言われています。
正解
前操作期の子ども(2~7歳頃)は象徴的な思考でにるようになり、目の前に存在しないものでも頭の中でイメージし、表現できるようになります。
不正解
具体的操作期の子ども(7〜11歳)は抽象的な概念だけではなく、より具体的な物事を考えることができます。保存・部類・可逆性の概念が理解できるようになるのはこの時期です。
不正解
形式的操作期の段階は認知発達の最終段階であり、一般的に11歳から成人期まで続くと考えられています。抽象的思考や仮説思考など、より高度な思考能力を獲得します。
ピアジェの認知発達理論は国家試験でも頻出ですので各段階の発達段階のポイントをおさえておきましょう。
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