看護師 過去問
第114回(2025年2月)
問182 (午後 問62)
問題文
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問題
看護師試験 第114回(2025年2月) 問182(午後 問62) (訂正依頼・報告はこちら)
- 子どもの全身の観察では、保護者の同意を得る必要がある。
- プライバシー保護のため、他職種との情報共有はしない。
- 子どもや保護者の発言内容や様子を記録に残す。
- 保護者の同席のもと子どもから話を聞く。
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この過去問の解説 (3件)
01
虐待において、なによりも最優先されるべきは子どもの安全確保です。根拠のない楽観視や、保護者との関係に配慮しすぎて対応が遅れることは、重大な結果につながる可能性があります。
医療機関が発見の場になることも少なくないため、発見者の義務、虐待の背景や種類、観察ポイントなどを押さえておくことが重要です。また、保護や再発防止のためには医療機関だけでなく児童相談所や警察、行政など多職種との連携が極めて重要だということも覚えておきましょう。
✕
子供の安全確保が最優先となります。外来を受診した子どもの全身状態の観察は、必要な医療行為・看護ケアであり、保護者の同意を得る必要はありません。
虐待に限らず、子どもの状態把握や医師が適切な医療判断を行うための診療の補助として、看護師は必要な観察と客観的な記録を行う責務があります。
✕
虐待が疑われる、または受けたと思われる子どもを発見した際は、速やかな市町村への通告や警察への通報の義務が生じます。これは被害者の早期発見・保護のために必要な行為のため、守秘義務の例外とされ、原則として法的責任は問われません。
背景の把握、再発防止のためにも、虐待対応は医療だけでは完結せず、児童相談所・警察・学校・地域機関など、多職種との連携が不可欠です。
〇
十分な情報収集・観察に基づく正確なアセスメントは、適切な判断や対応につながるため、発言内容や様子を客観的に記録することは、非常に重要です。
✕
子どもからの聞き取りを行う際は、落ち着いて話せる環境を整えることが重要です。静かで邪魔が入らない場所を選び、リラックスして話せる雰囲気をつくることが必要です。虐待加害者の可能性がある保護者が同席すると、子どもが自由に話せないことが多く、同席は望ましくありません。
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02
正解は、
「子どもや保護者の発言内容や様子を記録に残す。」です。
子どもへの虐待は年々増加しており、
看護師は、虐待が疑われる事象を、
いち早く発見できる、重要な職種です。
虐待の疑いがある場合、
客観的な情報を残すことが、最も重要です。
誤った解答です。
看護師が子どもの全身を観察することは、
外来診察時に必要なケアであり、
保護者の同意は必要ありません。
誤った解答です。
虐待事例は、
他職種と情報を共有しながら、
多部門で問題解決にあたります。
正しい解答です。
子どもの発言をそのままの言葉で記録し、
身体的所見や行動面の客観的記録も必要です。
誤った解答です。
虐待が疑われるときには、
保護者が同席すると、
子どもが事実を話せない可能性もあり、
個別に話を聞くことが望ましいです。
児童虐待防止法により、
虐待の疑いがある事例を発見した際には、
児童相談所への通報が義務化されています。
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03
虐待は身体的虐待、ネグレクト、性的虐待、心理的虐待に分類されます。
受傷状況や親の説明が不自然な場合、基礎疾患がなく発育障害がみられる場合、受診が遅れている場合などは、虐待を疑います。
不正解
虐待が疑われる場合、同意の有無にかかわらず必要な観察・診察を行います。
不正解
虐待は医師・ソーシャルワーカー・地域機関と情報共有します。
正解
虐待の有無や経過の説明が法的にも裏付けられ、児童の安全確保にもつながります。
不正解
保護者が同席すると子どもが真実を話せない場合が多いため別々で話を聞きます。
児童虐待は年々増加傾向にあります。要因として経済的困窮、育児ストレス、社会的孤立などが挙げられます。看護師として、児童の健康状態や発達状況を観察し、虐待の兆候を早期に発見することが重要です。
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