看護師 過去問
第114回(2025年2月)
問187 (午後 問67)

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問題

看護師試験 第114回(2025年2月) 問187(午後 問67) (訂正依頼・報告はこちら)

患者が看護師を愛情深い親のような存在とみなし、看護師に対して肯定的な感情を抱くのはどれか。
  • 投影
  • 共依存
  • 反動形成
  • 陽性転移

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この過去問の解説 (2件)

01

正解は、「陽性転移」です。

 

精神科における転移とは、

患者が、幼少期に重要な人物との関係で経験した、

感情や思考を、無意識のうちに、

医師や看護師に向けることをいい、

フロイトが発見した概念です。

転移の中でも、

好意的・愛情的なものである場合を陽性転移といい、

否定的なものである場合を陰性転移といいます。

選択肢1. 投影

誤った解答です。

投影とは、

自分の感情や考えを、

無意識のうちに他者に投げやることをいいます。

自分の感情なのに、相手が抱いている感情ととらえることで、

葛藤を回避する、防御機制の1つです。

選択肢2. 共依存

誤った解答です。

共依存とは、

両者が一緒にいることで、

互いの自立を妨げている状態のことです。

選択肢3. 反動形成

誤った解答です。

反動形成とは、

感情とは真逆の感情を持っているかのような、

態度をとることをいいます。

自分の本心を見抜かれないようにするための、

防衛機制の1つです。

選択肢4. 陽性転移

正しい解答です。

冒頭文の通りです。

まとめ

精神科の治療では、

転移は重要な現象であり、

精神分析や精神療法を進めるうえで、

強力な手段とされています。

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02

人は何らかの葛藤や痛みを予感したり、危機に直面すると自分を守ろうとする心の防衛反応がはたらきます。これを防衛機制といいます。不快な感情には、不安や憂うつ感、罪悪感や恥などの自分にとって受け入れがたい感情が含まれます。

選択肢1. 投影

不正解

自分の受け入れがたい感情や欲求を、相手が持っていると思い込む防衛機制です。えば、自分が相手を嫌っているにも関わらず、相手が自分を嫌っていると思い込んだりする行為がこれにあたります。

選択肢2. 共依存

不正解

特定の他者に過度に依存し、相手の問題を解決することや世話を焼くことに自分の価値を見出す関係性のことを指します自分自身が抱える問題の解決や、自身の幸福よりも相手に必要とされることを優先し、健全な関係性を築けない状態です。

選択肢3. 反動形成

不正解

抑圧された自己の感情や衝動とは正反対の態度や行動をとることで、不安や葛藤から自分を守る無意識的な防衛機制です例えば、本心では強い嫌悪感を持っていても、相手に過剰なまでに親切に接したりする状態です。

選択肢4. 陽性転移

正解

患者が看護師に対して、過去に重要だった人物(例:親)に感じた愛情や信頼、感謝などのポジティブな感情を無意識に投影する現象です。

まとめ

抑圧、投影、反動形成、退行、合理化はよく出る防衛規制ですので学習しておきましょう。

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