看護師 過去問
第114回
問191 (午後 問71)
問題文
病院の看護部の組織図を示す。
①の役割について正しいのはどれか。
①の役割について正しいのはどれか。
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問題
看護師試験 第114回 問191(午後 問71) (訂正依頼・報告はこちら)
病院の看護部の組織図を示す。
①の役割について正しいのはどれか。
①の役割について正しいのはどれか。
- 他部門に命令をする。
- 組織の意思決定を行う。
- 各機能を調整する責任をもつ。
- 専門的な知識をもとに他部門に助言を行う。
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この過去問の解説 (3件)
01
組織の中の看護部は、病院内で看護師のマネジメントを行う部門で、看護部長をトップに、看護師長、副看護師長、主任看護師などが配置されます。組織図の①は看護部長の直下に横並びで配置されている「スタッフ部門」 を表します。認定看護師や専門看護師がこの位置になります。
不正解
これはライン部門の役割にあたり病棟師長などになります。スタッフ部門には命令権はありません。
不正解
これはトップマネジメント(経営者)の役割です。病院長などがこれにあたります。
不正解
これは調整部門(統括管理部門)の役割になります。副看護部長や病棟致傷などがこれにあたります。
正解
冒頭を参照して下さい。
組織にはそれぞれの役割があります。各役割機能を発揮していくことが大切です。
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02
正解は、「専門的な知識をもとに他部門に助言を行う。」です。
病院の看護部の組織図において、
①の役割について正しいものを選択する問題です。
この看護部の組織図のなかで、
縦に伸びた線をラインと呼び、指揮命令関係を表します。
一方、横並びで配置される①の役割は、
スタッフ業務(部門)と呼ばれ、
専門的観点からの助言を通して、間接的に支援を行います。
誤った解答です。
他部門に命令をするのは、ラインの管理者である、
病棟師長などの役職者の役割です。
誤った解答です。
組織の意思決定を行うのは、看護部長や病院長などの、
管理者の役割です。
誤った解答です。
各機能を調整する責任をもつのは、
病棟師長などの中間管理職です。
正しい解答です。
特化した専門性を有する、専門看護師や認定看護師が、
この役割を担います。
病院の看護部の組織図が示す、①の役割について正しいのは
「専門的な知識をもとに他部門に助言を行う。」です。
ライン業務に加えてスタッフ業務を配置することは、
看護部の組織としての目標達成のために有効です。
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03
正しい選択肢:専門的な知識をもとに他部門に助言を行う
看護部の組織図で①は、病棟などのライン部門とは別に配置されたスタッフ部門です。
スタッフ部門は現場を束ねる立場ではなく、専門知識を生かして横断的に支援し、看護の質を高めるよう助言する役割を担います。
命令権を持つのは病棟師長などラインの管理者です。
スタッフ部門に命令権はありません。
意思決定は看護部長や病院長など上位管理者が行います。
スタッフ部門は最終決定を下しません。
機能調整は副看護部長や師長など中間管理職の役割です。
スタッフ部門は現場調整を直接担当しません。
スタッフ部門の中心的な仕事です。
専門看護師や認定看護師が所属し、根拠に基づく助言で現場を支援します。
①は「スタッフ部門」に位置し、助言機能をもちます。
ライン部門(病棟など)は命令・指揮系統をもち、トップマネジメントは最終決定を行います。
組織図の問題では、ライン/スタッフ/トップの違いを整理すると正答を導きやすくなります。
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