看護師 過去問
第115回(2026年2月)
問11 (必修問題 問11)

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問題

看護師試験 第115回(2026年2月) 問11(必修問題 問11) (訂正依頼・報告はこちら)

止血機構を有するのはどれか。
  • 血漿
  • 細胞内液
  • 脳脊髄液
  • リンパ液

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この過去問の解説 (2件)

01

止血には、一次止血と二次止血があります。一次止血とは、傷口に血小板が集まり、傷口を塞ぐ止血です。二次止血とは、血漿に含まれる血液凝固因子(フィブリノーゲンなど)が働き、さらに傷口をしっかりと塞ぎます。

選択肢1. 血漿

正解です。血漿に含まれる血液凝固因子(フィブリノーゲンなど)が止血機構として働きます。

選択肢2. 細胞内液

誤りです。細胞内液とは、生体の細胞の内部を満たしている水分の総称で、主な成分はカリウムイオンやリン酸イオンなどの電解質です。代謝の維持や浸透圧の調整を担います。

選択肢3. 脳脊髄液

誤りです。脳脊髄液は、脳や脊髄の周囲や内部を満たしている無色透明の液体です。脳や脊髄を保護しています。また、脳脊髄液の検査は、自己免疫疾患や髄膜炎、脳炎などの病気の診断に使われます。

選択肢4. リンパ液

誤りです。リンパ液は、血管から滲み出た組織液がリンパ管に回収された液体です。体内の免疫機能を担っています。免疫を担当するリンパ球(白血球)が多く含まれますが、赤血球や血小板、血液凝固因子は含まれていません。

まとめ

血漿とは、血液から赤血球や白血球、血小板などの血球成分(細胞)を除いた液体部分です。アルブミン(浸透圧調整)、グロブリン(免疫抗体)、フィブリノーゲン(血液凝固因子)が含まれていることが特徴です。問題にしやすいポイントなので、整理して覚えておきましょう。

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02

体液は存在場所や成分によって役割が異なります。止血には血液中に含まれる血小板や凝固因子が不可欠であり、これらを全身へ運ぶ血液の液体成分(血漿)が止血機構を担っています。

選択肢1. 血漿

正しい解答です。

血液から血球を除いた液体成分です。傷口を塞ぐ血小板や、フィブリンの網を作って血栓を固める凝固因子を含み、体内で止血機能を発揮します。

選択肢2. 細胞内液

誤りの解答です。

細胞の内側に存在する液体で、体液全体の約3分の2を占めます。カリウムイオンを多く含み、細胞の形態維持や代謝反応の場として機能しますが、止血作用はありません。

選択肢3. 脳脊髄液

誤りの解答です。

脳室やクモ膜下腔を満たす無色透明な液体です。脳や脊髄を衝撃から守るクッションの役割や、栄養補給・老廃物の排出を担っており、止血作用は持っていません。

選択肢4. リンパ液

誤りの解答です。

毛細血管から組織に漏れ出た血漿の一部がリンパ管に入ったものです。主に免疫機能や脂質の輸送、余分な組織液の回収を担っており、止血機構は備えていません。

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