看護師 過去問
第115回(2026年2月)
問16 (必修問題 問16)

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

看護師試験 第115回(2026年2月) 問16(必修問題 問16) (訂正依頼・報告はこちら)

腰椎穿刺の体位を図に示す。
適切な体位はどれか。
  • 解答選択肢の画像
  • 解答選択肢の画像
  • 解答選択肢の画像
  • 解答選択肢の画像

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (2件)

01

腰椎穿刺は、腰の骨の隙間(第3〜4または第4〜5腰椎間)に針を刺し、脳脊髄液を採取して圧力を測定する検査です。中枢神経系の感染症(髄膜炎)や出血、がんの診断、抗がん剤の投与や麻酔のために行います。穿刺時は神経障害を防ぐため、椎間を最大限に開口させる目的で、患者を屈曲側臥位(エビ姿勢)に保持します。

選択肢1. 解答選択肢の画像

誤りの解答です。

仰臥位では腰椎穿刺を行う部位が隠れているため穿刺できないため誤りです。

選択肢2. 解答選択肢の画像

正しい解答です。

ベッド端に側臥位となり、おへそを覗き込むように首を曲げ、両膝をお腹に抱え込んで背中を丸めます。この姿勢により安全に針を刺しやすくなります。

選択肢3. 解答選択肢の画像

誤りの解答です。

腹臥位では椎間の隙間が狭くなっているため針を刺入できません。

 

選択肢4. 解答選択肢の画像

誤りの解答です。

下側の足を伸ばして上側の膝を曲げる姿勢(シムス位に近い形)では腰背部が十分に丸まらず椎間が開きません。両膝をしっかり胸に引き寄せる体位が必要です。

参考になった数1

02

腰椎穿刺はルンバールとも呼ばれ、腰椎に細い針を刺して脳脊髄液を採取し、脳や脊髄の病気を調べる検査です。

一般的に第3腰椎と第4腰椎の間(L3-L4)、または第4腰椎と第5腰椎の間(L4-L5)の隙間に針を刺します。

第3腰椎以下には「馬尾(ばび)」と呼ばれる細い神経の束しか通っていないため、針を刺しても安全性が高いとされています。また、左右の骨盤の最も高い結んだ線(ヤコビー線)が、ちょうど第4腰椎の棘突起(またはL4-L5の間)に位置するため、医師が安全な刺入部位を正確に見つけやすくなっているため、安全性が高いことからこの位置が選択されます。このヤコビー線が最も確認しやすいのが、側臥位で背中を丸めた状態です。

選択肢1. 解答選択肢の画像

誤りです。仰臥位と呼ばれます。最も一般的な臥位状態です。腹部状態などを確認するときに選択されます。

選択肢2. 解答選択肢の画像

正解です。側臥位で背中を丸めているので、腰椎穿刺のためのヤコビー線を最も確認しやすい体位です。

選択肢3. 解答選択肢の画像

誤りです。伏臥位と呼ばれます。窒息のリスクがあるので、あまり選択されない体位ですが、腰痛時の診察や肺の下葉に痰貯留が見られる場合に選択されることがあります。

選択肢4. 解答選択肢の画像

誤りです。完全側臥位やシムス位と呼ばれます。嘔気、嘔吐のある方や喀痰を促したいときに選択します。

まとめ

腰椎穿刺がどのようにして何を調べる検査なのかも併せて学習しておきましょう。

参考になった数0