看護師 過去問
第115回(2026年2月)
問66 (母性看護学 問3)

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問題

看護師試験 第115回(2026年2月) 問66(母性看護学 問3) (訂正依頼・報告はこちら)

母乳栄養を希望している母親への説明で適切なのはどれか。
  • 「お母さんは飲酒しても大丈夫です」
  • 「赤ちゃんは日焼けした方が良いです」
  • 「お母さんは納豆を多く摂取しましょう」
  • 「お母さんはコーヒーを1日6杯以上飲んでも大丈夫です」

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この過去問の解説 (2件)

01

母乳栄養を希望する母親への指導では、母乳への移行成分や乳汁分泌・性状に配慮した食事指導が重要です。納豆に豊富なビタミンKは母乳中に移行しにくく、赤ちゃんの出血予防に欠かせない栄養素であるため、摂取を勧めます。

選択肢1. 「お母さんは飲酒しても大丈夫です」

誤りの解答です。

アルコールは容易に母乳へ移行します。赤ちゃんの脳発達障害や発育不全の原因となるため、授乳中の飲酒は厳禁です。

選択肢2. 「赤ちゃんは日焼けした方が良いです」

誤りの解答です。

乳児の皮膚は薄くダメージを受けやすいため、積極的な日焼けは推奨されません。日陰での外気浴で十分です。

選択肢3. 「お母さんは納豆を多く摂取しましょう」

正しい解答です。

納豆に多く含まれるビタミンKは、赤ちゃんの頭蓋内出血等を防ぐ重必要な栄養素です。母乳中の量を増やすため母親の摂取を推奨します。

選択肢4. 「お母さんはコーヒーを1日6杯以上飲んでも大丈夫です」

誤りの解答です。

カフェインは母乳に移行し、赤ちゃんの不快感や睡眠障害を引き起こします。1日6杯以上は過剰であり、カフェインの摂取は控えめにするよう指導します。

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02

母乳栄養を希望している母親への説明を理解しましょう。

選択肢1. 「お母さんは飲酒しても大丈夫です」

✕

アルコールは母乳へ移行し、児へ悪影響を及ぼすため、飲酒は行わないことが推奨されています。大量飲酒の母親から授乳されていた新生児が、アルコール中毒症を起こした報告もあります。

また、妊娠中の飲酒は胎盤を介して胎児へ移行します。胎児への影響として、発育不全、中枢神経の機能異常、顔面の形成不全などの奇形を伴う先天異常児が生じることが知られています。

選択肢2. 「赤ちゃんは日焼けした方が良いです」

✕

母乳栄養ではごく稀に、日光浴不足によりビタミンD欠乏症となり、くる病を発症することがあります。そのため、日焼けしない程度に外気浴を行うことが推奨されています。

選択肢3. 「お母さんは納豆を多く摂取しましょう」

○

納豆は蛋白質、鉄分、カルシウム、葉酸、ビタミンKなどの栄養素が豊富に含まれているため、母乳育児に適した食材の一つとなります。1日1パックを目安に摂取すると良いです。

選択肢4. 「お母さんはコーヒーを1日6杯以上飲んでも大丈夫です」

✕

コーヒーなどのカフェインは、飲んだ1%程度が母乳を通して児へ移行しますが、1日200mg程度のカフェインは摂取可能です。コーヒー1杯あたり約100~140mgのカフェインが含まれているので、1日6杯以上飲むことはカフェインの過剰摂取となります。

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