看護師 過去問
第115回(2026年2月)
問92 (地域・在宅看護論 問7)
問題文
<問91〜問93は同一の症例設定に基づいています。各問は前問までの状況を引き継いで解答してください。>
問91はこちら
次の文を読み、問いに答えよ
Aさん(80歳、男性、要介護2)は1人で暮らしている。脳出血(cerebral hemorrhage)を発症し、急性期病院で地域連携クリニカルパスに沿って治療が行われた。軽度の右不全麻痺と失語があるため、回復期リハビリテーション病院に転院した。Aさんは自宅退院を希望している。退院後はかかりつけの診療所へ通院し、訪問看護と訪問介護を利用する予定である。
退院1か月後、隣町に住んでいる長男がAさん宅を訪ねると、Aさんは嘔吐と下痢をしていた。長男が付き添ってかかりつけの診療所を受診したところ、Aさんは感染性胃腸炎(infectious gastroenteritis)と診断された。Aさんの長男から依頼を受け、訪問看護師はAさんの体調確認のために臨時で訪問した。
このときの訪問看護師の対応で正しいのはどれか。
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問題
看護師試験 第115回(2026年2月) 問92(地域・在宅看護論 問7) (訂正依頼・報告はこちら)
<問91〜問93は同一の症例設定に基づいています。各問は前問までの状況を引き継いで解答してください。>
問91はこちら
次の文を読み、問いに答えよ
Aさん(80歳、男性、要介護2)は1人で暮らしている。脳出血(cerebral hemorrhage)を発症し、急性期病院で地域連携クリニカルパスに沿って治療が行われた。軽度の右不全麻痺と失語があるため、回復期リハビリテーション病院に転院した。Aさんは自宅退院を希望している。退院後はかかりつけの診療所へ通院し、訪問看護と訪問介護を利用する予定である。
退院1か月後、隣町に住んでいる長男がAさん宅を訪ねると、Aさんは嘔吐と下痢をしていた。長男が付き添ってかかりつけの診療所を受診したところ、Aさんは感染性胃腸炎(infectious gastroenteritis)と診断された。Aさんの長男から依頼を受け、訪問看護師はAさんの体調確認のために臨時で訪問した。
このときの訪問看護師の対応で正しいのはどれか。
- 保健所に感染性胃腸炎の発生届を提出する。
- Aさんが石鹸と流水で手洗いできているか確認する。
- 介護支援専門員に訪問介護を中止するよう連絡する。
- 長男に吐物で汚染した衣類は洗濯して室内に干すよう伝える。
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この過去問の解説 (2件)
01
Aさんは脳出血の後遺症で軽度の右麻痺と失語があり、退院1か月後に嘔吐や下痢を起こし、診療所で感染性胃腸炎と診断されました。衛生管理や感染予防行動が難しく、脱水症や体調悪化のリスクが高いため、訪問看護師による観察と支援が必要です。
誤りの解答です。
発生届の提出義務があるのは診断した医師であり、訪問看護師ではありません。感染性胃腸炎は把握対象でなく、指定届出機関以外からの提出は不要です。
正しい解答です。
感染拡大を予防するためには、石鹸と流水での手洗いです。麻痺のあるAさんが適切に手洗いを行えているか、看護師が具体的に確認・指導することが重要となります。
誤りの解答です。
感染を理由にサービスを一方的に中止すべきではありません。防護具の着用や消毒などの感染対策を徹底し、訪問介護を継続できるようにします。
誤りの解答です。
吐物で汚染された衣類は、次亜塩素酸ナトリウムでの消毒や85℃以上の熱湯処理が必要です。通常の洗濯や室内干しを行うと、ノロウイルスの飛散・感染拡大につながります。
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02
感染性胃腸炎の対応について理解しましょう。
✕
社会福祉施設や学校などで感染性胃腸炎の集団発生があった場合には必要になりますが、訪問看護師の役割ではありません。
○
感染経路は経口感染であるため、手洗いが重要となります
✕
訪問介護を中止する必要はありません。
✕
汚染した洗濯物は、下洗いをし、塩素系漂白剤で消毒後、他の衣類と分けて洗濯します。
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