看護師 過去問
第115回(2026年2月)
問95 (成人看護学 問14)

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問題

看護師試験 第115回(2026年2月) 問95(成人看護学 問14) (訂正依頼・報告はこちら)

<問94〜問96は同一の症例設定に基づいています。各問は前問までの状況を引き継いで解答してください。>
問94はこちら

次の文を読み、問いに答えよ。

Aさん(56歳、男性、会社員)は胸部食道癌(thoracic esophageal cancer)と診断され、開胸開腹下で食道切除再建術を受けることになった。病状と手術の説明を聞き「酒もほとんど飲まないのに、食道癌(esophageal cancer)になっちゃうんですね」と落ち込んだ様子で「早くよくなりたい。20歳から毎日20本吸っていたタバコも手術が決まってやめました」と話した。
身体所見:身長168cm、体重54kg、BMI19。
血液所見:Hb13.6g/dL、Ht41.4%、血小板数28万/pL、プロトロンビン時間11秒、総蛋白6.2g/dL、アルブミン3.8g/dL、空腹時血糖102mg/dL、HbA1c4.8%。
呼吸機能所見:%VC78%、FEV1%67%。

Aさんは、右開胸開腹胸部食道亜全摘術、胃を用いた食道再建術、頸部リンパ節郭清術を受け、胸腔ドレーン、腹腔内ドレーン、頸部皮下ドレーン、胃管減圧チューブ、経腸栄養チューブ、膀胱留置カテーテルが挿入された。
術後1日には看護師が介助してベッドサイドで立位になり、足踏みを行った。術後2日には病室から廊下に出て歩行し、看護師がドレーンバッグを持つなどの介助をした。Aさんは「こんなにたくさん管が入るとは思わなかった。1人ではとても歩けない」と話した。
Aさんの離床を援助するときのドレーン類の取り扱いで正しいのはどれか。

  • ドレーン類は引っ張った状態で保持する。
  • ドレーンを気にしないで歩いてよいとAさんに伝える。
  • ドレーンバッグは、ドレーン挿入部よりも高い位置に掛ける。
  • 離床前後にドレーンの固定位置が変わっていないことを確認する。

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この過去問の解説 (1件)

01

ドレーンの取り扱いについて理解しましょう。

選択肢1. ドレーン類は引っ張った状態で保持する。

✕

ドレーンが引っ張られ抜去の恐れがあるため、適度な余裕を持たせます。

選択肢2. ドレーンを気にしないで歩いてよいとAさんに伝える。

✕

ドレーン抜去や転倒の恐れがあるため、気をつけて歩いてもらうよう伝えます。

選択肢3. ドレーンバッグは、ドレーン挿入部よりも高い位置に掛ける。

✕

ドレーン挿入部よりドレーンバッグを高い位置に掛けると、逆行性感染のリスクがあります。よって、低い位置に掛けます。

選択肢4. 離床前後にドレーンの固定位置が変わっていないことを確認する。

○

ドレーンやチューブ類が何本を挿入されており、離床時に抜去や閉塞のリスクがあります。よって、離床前後にドレーンの位置を確認します。

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