看護師 過去問
第115回(2026年2月)
問134 (必修問題 問39)

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問題

看護師試験 第115回(2026年2月) 問134(必修問題 問39) (訂正依頼・報告はこちら)

心房細動(atrial fibrillation)について正しいのはどれか。
  • 心電図でP波を認める。
  • 心房の興奮は規則的である。
  • 心房内に血栓を形成しやすい。
  • 房室結節の興奮伝導障害である。

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この過去問の解説 (1件)

01

心房が1分間に400〜600回細かく無秩序に震える不整脈の一種です。心房が正しく収縮できないため、血液の送り出しが不十分で、心房内で血液がとどまって血栓がつくられやすくなります。この血栓が脳へ飛ぶと心原性脳脳塞栓症を引き起こすため、抗凝固療法が治療で必要になります。

選択肢1. 心電図でP波を認める。

誤りの解答です。

心房が不規則に震えているためP波は消失し、かわりに小刻みな揺れを示す細動波(f波)が現れます。また、心室の収縮周期を示すR-R間隔も不規則になります。

選択肢2. 心房の興奮は規則的である。

誤りの解答です。

心房内のあちこちで電気刺激が無秩序かつ不規則に発生している状態です。そのため、心房全体が規則正しくリズムを合わせて興奮・収縮することができなくなります。

選択肢3. 心房内に血栓を形成しやすい。

正しい解答です。

心房が十分に収縮できず血液が心房内にうっ滞するため、固まりやすくなります。ここでできた血栓が血流に乗って脳へ届くと、心原性脳塞栓症を発症する原因となります。

選択肢4. 房室結節の興奮伝導障害である。

誤りの解答です。

房室結節の伝導障害は房室ブロックです。心房細動は心房自体の電気的興奮の異常であり、過剰に発生した刺激の一部が不規則に房室結節を通って心室へ伝達されています。

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