看護師 過去問
第115回(2026年2月)
問227 (小児看護学 問17)
問題文
<問226〜問228は同一の症例設定に基づいています。各問は前問までの状況を引き継いで解答してください。>
問226はこちら
次の文を読み、問いに答えよ。
Aちゃん(7歳、女児)は両親と弟(2歳)の4人で暮らしている。下校中に転倒して右手を地面についた。夕食時に母親がAちゃんの異変を感じ、Aちゃんに尋ねたところ「転んで肘が痛い」と話したため救急外来を受診した。
その結果、利き腕である右側の上腕骨の骨折(fracture of humerus)が判明したため、入院して直ちに全身麻酔下で内固定術を受け、ギプス固定された。
術後1日。Aちゃんは看護師に「昨日の夜は、お母さんに食べさせてもらった。私には弟がいて、お世話が大変なの。私はお母さんに迷惑をかけたくない」と話した。
Aちゃんへの看護師の声かけで最も適切なのはどれか。
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問題
看護師試験 第115回(2026年2月) 問227(小児看護学 問17) (訂正依頼・報告はこちら)
<問226〜問228は同一の症例設定に基づいています。各問は前問までの状況を引き継いで解答してください。>
問226はこちら
次の文を読み、問いに答えよ。
Aちゃん(7歳、女児)は両親と弟(2歳)の4人で暮らしている。下校中に転倒して右手を地面についた。夕食時に母親がAちゃんの異変を感じ、Aちゃんに尋ねたところ「転んで肘が痛い」と話したため救急外来を受診した。
その結果、利き腕である右側の上腕骨の骨折(fracture of humerus)が判明したため、入院して直ちに全身麻酔下で内固定術を受け、ギプス固定された。
術後1日。Aちゃんは看護師に「昨日の夜は、お母さんに食べさせてもらった。私には弟がいて、お世話が大変なの。私はお母さんに迷惑をかけたくない」と話した。
Aちゃんへの看護師の声かけで最も適切なのはどれか。
- 「左手で食べる練習をしよう」
- 「お姉ちゃんだから、頑張ろう」
- 「看護師さんが食べさせてあげるね」
- 「お母さんのことは気にしなくていいよ」
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この過去問の解説 (1件)
01
適切なのは、【「左手で食べる練習をしよう」】です。
Aちゃんは利き腕である右腕を骨折し、食事などの日常生活に不自由が出ています。また、母親に迷惑をかけたくないという気持ちも話しています。この場面では、Aちゃんの気持ちを受け止めながら、できることを少しずつ増やせるように支えることが大切です。
これは適切です。
Aちゃんは右腕を使えないため、食事のときに母親の手助けが必要になっています。しかし、Aちゃん自身は「迷惑をかけたくない」と感じています。
左手で食べる練習をすることは、Aちゃんが自分でできることを増やす支援になります。無理に一人でやらせるのではなく、看護師がそばで見守りながら、自立に向けて少しずつ練習することが大切です。
これは誤りです。
Aちゃんは弟がいることを気にして、「お母さんに迷惑をかけたくない」と話しています。このようなときに「お姉ちゃんだから」と言うと、Aちゃんがさらに我慢しなければならないと感じるおそれがあります。
子どもに役割を押しつけるのではなく、Aちゃん自身の不安や困りごとを受け止めることが必要です。
これは誤りです。
看護師が食べさせることは、一時的な援助として必要な場合もあります。しかし、Aちゃんは7歳であり、できることは自分で行えるように支える時期です。
すぐに全面的に手伝ってしまうと、Aちゃんが自分で工夫する機会を減らしてしまいます。この場面では、必要な部分は助けながら、できる範囲で自分で食べる練習をすることが望ましいです。
これは誤りです。
Aちゃんが母親を気づかっている気持ちは大切な思いです。それを「気にしなくていい」と言うだけでは、Aちゃんの気持ちを十分に受け止めたことになりません。
Aちゃんの気持ちを否定せず、「お母さんのことを思っているんだね」と受け止めたうえで、Aちゃんができることを一緒に考える関わりが大切です。
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