看護師 過去問
第115回(2026年2月)
問231 (母性看護学 問18)

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問題

看護師試験 第115回(2026年2月) 問231(母性看護学 問18) (訂正依頼・報告はこちら)

<問229〜問231は同一の症例設定に基づいています。各問は前問までの状況を引き継いで解答してください。>
問229はこちら

次の文を読み、問いに答えよ。

Aさん(37歳、初産婦)は妊娠40週5日で妊娠経過は順調である。午前6時から15分おきの子宮収縮が始まり、午前9時から5~7分周期の陣痛がある。午前10時に入院し、入院時のバイタルサインは、体温36.9℃、脈拍80/分、血圧134/86mmHg。子宮口3cm開大、未破水であった。

Aさんの児は日齢4。児のバイタルサインに異常はない。経皮ビリルビン検査で生理的範囲を超え、医師の診察の結果、高ビリルビン血症(hyperbilirubinemia)と診断された。保育器に収容してスタンド型光線療法器で治療を開始することになった。
Aさんへの説明で適切なのはどれか。

  • 「母乳を中止します」
  • 「母児同室は継続できます」
  • 「薄い衣服を着て治療します」
  • 「アイマスクをして治療します」

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この過去問の解説 (1件)

01

正しい選択肢は、「アイマスクをして治療します」です。

日齢4の新生児は、生理的に黄疸が出やすい時期です。ただし、生理的範囲を超えた高ビリルビン血症では、ビリルビンを体の外へ出しやすくするために光線療法を行います。光線療法では、できるだけ皮膚に光を当てる一方で、眼を守るためにアイマスクを使用します。

選択肢1. 「母乳を中止します」

これは誤りです。

光線療法中でも、原則として母乳を中止する必要はありません。授乳によって水分や栄養をとることで、便や尿からビリルビンを排出しやすくなります。

治療中は、授乳のために一時的に光線療法を中断することがありますが、「母乳を中止します」と説明するのは適切ではありません。

選択肢2. 「母児同室は継続できます」

これは誤りです。

母児同室は、母親と赤ちゃんが同じ部屋で過ごすことです。通常は大切なケアですが、この問題では、赤ちゃんを保育器に収容してスタンド型光線療法器で治療するとあります。

そのため、治療中は赤ちゃんの状態を観察しながら光を当てる必要があり、母児同室をそのまま継続できるとはいえません。授乳や面会の時間を確保しながら、治療を優先して行います。

選択肢3. 「薄い衣服を着て治療します」

これは誤りです。

光線療法は、皮膚に光を当てることで効果が出ます。衣服で皮膚が隠れると、光が十分に当たりません。

そのため、治療中はできるだけ皮膚を出すようにし、必要最小限の着衣で行います。薄い衣服であっても、皮膚を覆ってしまうため適切ではありません。

選択肢4. 「アイマスクをして治療します」

これは正しいです。

光線療法では、赤ちゃんの皮膚に光を当てますが、眼に強い光が直接当たることは避ける必要があります。

そのため、治療中はアイマスクで眼を保護します。アイマスクがずれていないか、皮膚を圧迫していないかも観察します。

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